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カテゴリ:BL
角川ルビー文庫
タクミくんシリーズ 3年生8月バージョンです。 ピアニスト京古野が所有する九鬼島を、ギイや赤池くんとともに訪れた託生。ここで、意外な人物に会う。同じく滞在中の天才バイオリニストでギイの幼馴染みの井上佐智。茶道の先生として呼ばれた岩下、岩下に付いてきた利久、フルートを吹く少年とその従兄弟の乙骨財閥の1年生・・・ 様々な恋物語と宝探し・・何か起こりそうなところで、続き・・・なんですっ。 前回の「夏の残像」は九鬼島が見える付近で、それぞれの理由で、夏休みを過ごす話の短編集だったんですが、今回はその続きです。タクミくんシリーズで続きってあったかしら? あとは三洲くんと真行寺の短編「満月」です。 アラタミス。たしかに月の女神に似ていますね。 【本日の言葉】 p183 逃げてばかりは、いられない。ぼくも、前へ踏み出さなければ。 タクミくんシリーズ 隠された庭 -夏の残像・2- 夏の残像(シーン)( 著者: ごとうしのぶ | 出版社: 角川書店 ) ちなみに、今回アスカコミックスで「美貌のディテイル」も同時発売。ルビー文庫とCLーDXの連動フェアで小冊子サービスです。ごとう・おおや両先生の書き下ろし短編小説&コミックスに、CIEL連載後単行本未収録の「ちょっとリプレイ」も完全収録で計60ページとのこと。2月28日締め切り。 追記 2004.12.7 アスカコミックス「美貌のディテイル」と雑誌の「CIEL」も読みました。 小説の方の「美貌のディテイル」を読んだのはだいぶ前なので、新鮮な気持ちで読めましたけど、これって3年生になるときの話でしたね。今小説で出たのが、3年生の夏休み。ほんの数ヶ月前の話なのですが、小説版の初出1997年って(^^;) 3年生になると、学校では無視…とまではいかないまでも、距離を置いてみせないといけない二人が、夏休み期間、気心の知れた仲間うちでは、以前の顔でつき合うことができる。 ちょっとした息抜きの「夏の残像」次巻で三須君の登場を期待します。 3年生になってから、なかなか進まないお話ですけれども、 早く続きが見たいという気持ちと、いつまでも卒業しないで欲しいという気持ちと両方です。そういう意味では、いつまでも夏休みという今の状態は、心地よいのかもしれないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.30 23:57:38
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