|
カテゴリ:少女マンガ
プリンセスコミックス(秋田書店)
イタリア、ルネサンス期が舞台、法王の息子、チェーザレ・ボルジアが主人公です。 今回、9巻ではとうとうチェーザレが緋の衣を投げ捨てます。世俗の君主への道を歩き始めるというところでしょうか。 このマンガでは、史実とちがい、チェーザレが生まれるとき、父の(当時)枢機卿が悪魔と契約をして、生まれる息子を売り渡したという設定です。チェーザレの中の「魔」をはじくことのできたキアロと妹のルクレチア、最愛の2人が彼の元を離れたことで打ちのめされたチェーザレの精神は「魔」に取り込まれてしまいます。 ルクレチアと彼女の2度目の夫になるアルフォンソ王子。アルフォンソの姉でありチェーザレの弟の妻でチェーザレの愛人でもあるサンチャ。そしてチェーザレのもとから逃げ出したキアロ。 チェーザレの側近デラ・ヴォルベの拷問を受けたキアロ(ミケロット)は、ローマを脱出しフィレンツェに現れ、マキャベリに再会します… 収録されている番外編「真珠貝の王女」はサンチャの話です。 このカンタレラは、プリンセスゴールドに連載されています。いままでこの雑誌は買っていなかったのですが、「妖精国の騎士」(中山星香)が、今号から月刊プリンセスからお引っ越ししてきたこともあり、購入しました。コミックスよりもちょっと先が見えてうれしいのですが、話が見えない部分があってもどかしい。 コミックスでは、ミケランジェロが出てきましたけど、雑誌ではレオナルド・ダ・ヴィンチも登場してきました。 【本日の言葉】 ついに…修羅は世に放たれた…か お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.29 23:17:30
コメント(0) | コメントを書く
[少女マンガ] カテゴリの最新記事
|