お天気は晴天
明け方 5時頃 布団にもぐりこんだママ。
寝坊した…。
気付けば 7時40分。
しかも いつもは6時台に起きてる王子1号も 寝てるし
小学校遅刻しちゃう~!!
大慌てで準備をして 飛び出していった子ども達。
途中までパパさんが送って行ってくれたから、
分団集合には ギリギリセーフ。
(アウトだったかも?だけど 待っててくれてありがとう。)
楽多さんは 雪でドロドロになった道をお散歩
そしてそのまま おフロへGo
さて 重い腰を上げて 準備をしなければ。
もしかしたら パパさんとの 最後のデートになるかもしれない。
パパさん:「どこに行くの?」
ママ:「とりあえず湾岸道路まで。」
行き先もわからず 車を走らせるパパさん。
でも、もしかしたら気付いていたかもね…。
パパさんが 目的地を教えてほしいと言った時、目的地は もう目前に。
ママの口から 目的地を伝えると、パパさんの表情が固まる。
ママがギリギリまで 目的地を言えなかったのは、
最後の最後まで 迷っていたから。
会いたいわけがない。 会わせたいわけがない。
でも これは ママが決めたこと。
たどり着いた場所は ママが幼少時から慣れ親しんだ場所。
そして 今は 彼女のテリトリー。
もちろん 連絡なんて取ってない。
でも 何しに来たかなんて すぐにわかるよね。
頭の回転いいもんね。
ママのことを 普通に 名前で呼ぶ彼女。
そうだね かつては 名前で呼び合う仲だった。
だからこそ ママのことを知っている相手だったからこそ、
パパさんも 家庭の愚痴を言いやすかったのだろう。
そんなの 居心地いいに決まってるよね。
パパさんと関係を持ち その関係を継続させてきたのは、
「好きになったから」と はっきりと答えた彼女。
子どもは大切だという彼女。
でも 夫は大切だとは言わない。
「いずれ 別れると思う」と。
そこが パパさんとママの関係と 彼女と彼女の夫の関係の 一番違うところ。
だからこそ パパさんが必要だった…?
パパさんの子どもを産めるママが羨ましいと 言った彼女。
だったら 妊娠して 産めばいいじゃない。
避妊していたのは 自分でしょう?
妊娠したら困るのは 自分だったからでしょう?
ママが彼女に伝えたのは 彼女が彼女の家庭と向き合うように ということ。
彼女の返事は「わかった」。
そして
「今回のことが 私の家庭に与えるダメージは それほど大きくない」と。
ママのダメージは大きい。
それは ママが パパさんのことを好きだから。
ママには 彼女の家庭は理解できない。
彼女はママに「そんなに好きなら 強くなってよ」とも。
好きだから 弱いのよ。
そんなこともわからないの?
ほぼ沈黙状態のパパさん。
ママがパパさんと一緒に来たのは、2人が お互いと向き合っていないから。
メールを送って 着信拒否にしたから「終わらせた」と言うパパさん。
メールが着たから「終わらせたつもり」と言う彼女。
どうして お互いを選ぼうとは思わないの?
好きになるなら、お互いの家庭なんて どうでもよくなるほど 好きになってよ。
ママは 彼女への気持ちも抱いているパパさんなんて 要らない。
彼女の顔を見たら もっと怒りがこみ上げてくるのかと思ってた。
でも 違った。
彼女は彼女で 魅力的な女性で、
パパさんが 彼女に惹かれたのもよくわかった。
彼女がママに「強くなれ」と言ったのは、
彼女自身も いろいろなことを 乗り越えてきたからなのだろう。
それに たくさんの男性の中からパパさんを選ぶなんて、見る目はあるよね。
2人で きちんと向き合って 話をして欲しいと 席をはずしたママ。
正直言って パパさんには 彼女を選んでほしい。
その方が ママは楽だから。 そして自分を切り捨てることができるから。
大切なパパさんが ママが一番大切だと言ってくれている。
でも その気持ちを受け入れられない。
それが 今のママにとって 一番辛いこと。
好きな人の気持ちを 受けとめられないのは 辛い。
2人が どんな話をしたのかは知らない。
でも 出した答えは 「もうこの関係は 終わり」。
パパさんが ママに愛想を尽かしてくれるように、
あの手この手を尽くしてきたのに…。
今日だって 一番の汚れ役だってわかってて ここに来たのに。
やっと ここまでたどり着いたのに。
帰りの車の中、パパさんがママに言ったこと。
「彼女と会って 彼女と話をしても、気持ちは変わらない。」
そろそろママも 答えを出さないといけない。
1年前の本日は;姫表紙を飾る♪&ワンコバトン(07年2月28日)