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キャバリア LA楽多TA  U・ェ・U         & 王子1号 & 姫 & 王子2号

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canguru@ 明けましておめでとうございます amamimeさんお子様たち楽多ちゃんお元気で…
め-ぷる@ Re:さくら(04/01) 大変~~~お久しぶりです(*^_^*) 元気…
りん★まま@ お久し振りです このコメント気が付いてくれるかしら!?(…
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amamime@ Re[1]:さくら(04/01) りん★ままさん お久しぶりです! こちら…

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2008.03.06
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カテゴリ:王子&姫&パパさん

お天気は晴天晴れ

パパさんの勤務は日勤。
本日も 朝からばぁばが来訪。
まとわりつく しがらみが 重い。

数日前から 下腹部痛が続いているママ。
何をするでもなく、時間だけが流れていく。
楽多さんは ばぁばに抱っこしてもらって ウトウト眠い..

パソコンパソコンに向かってみる。
ママが待っているのは 彼女からのメールeメール
あの日、彼女はママと約束した。
彼女が 彼女の夫と 子ども達と向き合うこと、
そして その後ママにメールを送ることを。

当日、ママはその場で 彼女の夫に電話携帯電話してもらうつもりだった。
でも彼女は「今は仕事中だから、社会人として 今は電話できない。」と言った。
そして「必ず話をするから。」と言った。
でも 彼女からのメールは来ない。

ママは生きることをやめようとした時点で、
彼女からのメールの到着確認も 放棄した。
彼女は自分の家族と向き合ってくれるはず…と 心のどこかで信じてた。
これは ママの彼女に対する想い。

同じ校舎で学生時代をすごし、同じ職場で社会人として成長し、
ほぼ同じ時期に妊娠・出産を経験し、子育てをしてきた。
子ども達の通った園も一緒だった。いろんな話をした。
そして パパさんを…同じ人を 好きになった。
ただ、パパさんと彼女が出会った時、
パパさんの妻はママで、彼女にも夫がいた。
出会い 好きになった タイミングが違ったんだよね。

そして 彼女からのメールは届かない。

メールを待ち続けるママ。
見かねたばぁばには「もう 彼女からのメールは待つな」と言われた。
パパさんにも「メールは来ないと思うよ」と言われた。

パパさんが着信拒否を設定したのは、
パパさんの携帯電話携帯電話だけではなく、
リビングのパソコンパソコンも、と知ったのは退院後。
(その場で着信拒否設定を解除。)

もしかして、その3日間のうちにメールが来ていたかも?
そして 着信拒否で 撥ね返されていたかも?

受信できなかった可能性があるため、メールの再送を…と、
ママから彼女にメールを送ったのは 2日前の3月4日。
返信は まだ ない。

メールをチェックした後、ふと 思い立った。
そういえば パパさんが新しい車を考えたいと言っていた。
もしくは 助手席のシートの交換を…と。
(ママがパパさんの愛車の助手席に座ることを拒否してるから。)

たしか パパさんのメールサーバーに「toyota」というフォルダがあった。
(パパさんの愛車はトヨタ車。)
もしかして 何か車の情報が届いているかも?

退屈しのぎの 出来心だった。
パスワードを入力して、パパさんのメールサーバーにアクセス。
郵便でいえば「局留め」扱いの パパさんの個人フォルダ。
「toyota」と名付けられた そのフォルダに届いていた1通の新着メッセージeメール
それは 彼女からパパさんに送られてきた メールだった。

メールの受信日時は、2008年3月5日 23:05:32。
彼女にメールを送ったのはママ(リビングのパソコン)なのに、
彼女がメールを送った相手はパパさん(書斎のパソコン)。
ママへの返信はない。

パソコンのモニターを見つめたまま 動かないママを見て ばぁばが言った。
ばぁば:「メールが届いたんでしょ? 見せて。」
ママ:「これは パパさん宛のメールだから見せない。
    …どうしてこういうことするの!?」

そうして ママが ばぁばにぶつけたのは 言葉の暴力。
娘として 最低だって わかってる。
でも 抑えられない。
それは 彼女がメールを送ってきたのは ばぁばが意図したことだから。

「こちらのPCに届いたメールです。何故アドレスを知っているのか、
 深くは聞きません。ただ、今、私が一番守ろうとしているもの、
 それは●くん(パパさん)なら分かってくれると思いますが、
 今はそれを守ることだけを考えています。
 私が話をする相手は●●さん(ママ)か●くん(パパさん)ではないかと思って
 います。届いたメール内容そのまま返します。これが私のこたえです。」

彼女が「そのまま返し」てきたものは、ばぁばが彼女に送信したメール。
ママが 彼女からのメールを待ち続けているのを 知っていたばぁばは、
ばぁばの自宅(ママの実家)から 彼女にメールを送った。
そして 彼女は そのメールを「パパさん」に「そのまま返し」た。
ママが送ったメールへの返信は ない。

ばぁば:「私は確信犯でそのメールを送ったのよ。
      ママが彼女からのメールを待っていたから。
      そして そのまま私のメールを送り返してくるだろうとも思ってた。
      今日は そのメールが届いてなくても、
      ママに私が送ったメールを見せようと思って、
      プリントアウトして持ってきたのよ。」

怒りを爆発させるママと、静かに話すばぁば。
ばぁばが鞄から取り出したのは、ばぁばが送ったメール内容が印刷された用紙。

楽多さんの頭をなでながら ばぁばが微笑んだ。
ばぁば:「こんな状況なのに、この仔(楽多さん)を抱いてると
      気持ちが落ち着くのは何でかな。不思議だね。」

2月1日の深夜、ママが証拠を発見し、パパさんを問い詰めた あの時。
パパさんも 楽多さんを抱いていた。

ばぁば:「この仔がいてくれて良かったね。
      こんなにも癒してくれるのね。かわいい仔ね。」

パパさんの個人フォルダを見つめながら、再び頭が急回転する。
あの日(1月31日)と同じ。
見つけたかったのは 別のメール。
見つけたくなかったメール。
そのメールから 推測できてしまうこと。
そして、その推測は おそらく事実だということ。
あの日と違うのは、今ここに パパさんがいないこと。

生活の時間は 流れていく。
楽多さんのお散歩を兼ねて、王子1号&姫のお迎えへ足跡

ママの愛車の車検も終了。
パパさんは 残業のため営業時間に間に合わず、じぃじに送迎依頼。
費用は 約17万円。
いろいろと パーツ交換も必要だったらしい。
ママがいなくなっても、誰かがこの車を愛してくれるといいな。

王子2号は パパさんと帰宅。
本日 長時間残業だったパパさん。
王子2号は パパさんの職場の休憩室でネンネしてたみたい。

久しぶりに 王子2号と一緒にお風呂温泉
あれ? 何これ?
王子2号の左肩甲骨部に直径2cm程の 発赤膨隆疹が。
触ると痛みもあるみたい。
明日 皮膚科受診予定に。

そして パパさんに事実を確認。
メールを発見してから約9時間後。
(本日のパパさんは 長時間残業。)

「toyota」というフォルダは、ダイレクトメール用のフォルダではなく、
彼女からのメールだけを受信する設定になっていたこと。
フォルダ名の「toyota」はカモフラージュであること。
彼女は そのアドレスに送信すれば、
パパさん宛のメールを届けることができると知っていたこと。
(1月31日に発見したメールは、リビングのパソコン用のアドレスに送信
 されていたのに、今回は 書斎のパソコン用のアドレスに送信されていた。)
パパさんの携帯電話とリビングのパソコンは 着信拒否設定されていたけれど、
書斎のパソコンは着信拒否設定になっていなかったこと。
ママの入院中も、彼女からパパさん宛にメールが届いていたこと。
(パパさんが言うには、返信せずに削除したらしい…。)

ママが彼女からのメールを待っているのを知っていたのに、
パパさんは…自分は彼女からのメールを受け取っていたのね。

パパさん:「ママを不安にさせたくなかったから、言わなかった。
       隠すためじゃないんだ。
       ママを不安にしてしまう 彼女のメールは邪魔なんだ。」

パパさんを 信じられないけれど 信じたくて、
「信じてほしい」という言葉を 信じることができない自分を責めて。
そして これが結果。

パパさんの了承を得て ばぁばも 彼女からのメールを確認。
ばぁば:「私は 彼女がママにメールを送るように
      仕向けたつもりだったのだけど。こうくるとはね。」
パパさんが 目を伏せる。

どうして あの時 ママを見捨ててくれなかったの?
そうすれば こんな思いをせずにすんだのに。
こんな思いをさせるために「一緒に生きて」と言ったの?

パパさん:「この1ヶ月間、ママに信じてもらえるよう、
       自分なりに頑張ってきたつもり。気持ちを伝えてきたつもり。
       それでも伝わらないのが辛い。空回りばかり。
       もう終わりなのか? もう一度信じてはもらえないか?」

今の状況で、パパさんの何を信じろと?
この1ヶ月間 パパさんがとても頑張ってきたのは わかってる。
でも 無理してるとも 感じる。
パパさんは「ママのため」「ママだけだ」と言うけれど、
そう言いながら、彼女のことも、自分の中での彼女の存在も守り続けてきた。
彼女が「守ろうとしているもの」を守ることを 支えてきた。
そんなに彼女を守りたいなら どうして彼女を選ばないの?
彼女を選んでって 何度言わせるの?

パパさん:「そうだね。与えてもらったチャンスを潰したのは自分だね。
       自分が関わったことで、彼女が辛い思いをするのもイヤなんだ。」

パパさんと関わったことで、ママはこんなに辛い思いをしているのに、
彼女が辛い思いをしないよう 守りたいのね。
パパさんが彼女を守ることで、ママはさらに 辛い思いをするのにね。

パパさん:「辛い思いをさせて ごめん。」

彼女を守りたいと言う気持ちに正直になって、彼女を選んでほしい。
パパさん:「それは ない。
       何度も言うけれど、彼女を選ぶことはない。」

彼女が守りたいものが 彼女の家庭だから?
彼女の守りたいものを守るために 彼女を選ばないの?
パパさん:「ちがう。
       僕が一緒に生きていきたいのは ママだから。」

ママは、もうイヤ。
こうして生きている自分が 惨めでたまらない。
パパさん:「拒否されても 離さないと約束した。」

抱きしめてくれるパパさんの腕はあたたかい。
頬を包む手は優しい。
でも 悲しい。

ママが存在しなければ、
2人が「職場の同僚」を超えた関係になることはなかった。
ママがパパさんの妻であり、彼女の同級生であったことが、2人を結びつけた。

でも、それは「きっかけ」に すぎないでしょう?
2人が関係を結んでからは 2人の時間。
ママの存在は 必要ないはず。
だから、お願いだから「ママが必要」だと言わないで。
2人の時間を見つめて。

パパさん:「ちがうんだ。
       僕と彼女の間のキーワードは 常に『●●(ママ)』だったんだ。
       ママの存在しない 彼女との時間は有り得ないんだ。」

パパさん あなたの優しさは 本当に残酷。
そして ママは 自分という存在を許せない。

1年前の本日は;パパさんと病院へGo(07年3月6日






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Last updated  2008.03.25 23:37:53
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