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カテゴリ:内的な力
数ある呼吸法の中で、私が、最初にあきらかに呼吸法の重要性を実感したのは、白隠禅師の流れを汲む「調和道丹田呼吸法」でした。
それまでの、過敏性腸症候群の症状である、お腹の緊張や緩みが消えて、正常になり、毎日家でテープをかけて、何年か続けていました。 この道場へ週一回3ヶ月通い、体得して以来、自律神経系の病気や症状は、呼吸法で対応出来るようになりました。 演奏では、深い音に意識が向かうようになり、楽しみが増えました。 最近、多くの呼吸法に出会っていますが、お気に入りの調息法との出会いがあったので、ご紹介します。 「塩谷式正心調息法」 1、姿勢 ・背筋を真っ直ぐ伸ばし、肘を直角に曲げる。 ・両手は丸い玉を包むように組む。 ・両目は、軽く閉じる。 2、呼吸法 ・鼻から静かに息を吸いこむ。 ・胸いっぱいに、肺の底まで吸い込む。 ・吸いこんだ息を、おへその下の丹田に押し込むつもりで 腹に力を入れ、息を止める。 ・同時に肛門をキュッと閉める。 ・数秒から十秒くらいこらえるが、苦しくない程度でやめる。 ・鼻から静かに息を吐く。 ・腹の力を静かに抜き、腹を凹ます。 ・小さな普通の呼吸を一つする。 3、想念(心の力を使う) ・吸息の間、宇宙の無限の力が丹田に収められ、 全身に満ちわたったと念じる。 ・充息の間は、全身が全く健康になった、 「○○病が治った」と2,3回念じる。 ・吐息の間は、全身がきれいになった、若返ったと念じる。 4、静息(静かに呼吸する) ・丹田に意識をおいたまま、静かにゆっくり、十回呼吸する。 5、内観(心の目で観る) ・想念を心眼でみる。 ・例えば、膝関節炎が治ったと念ずる時、 膝の病気がすっかり治り、 颯爽と道を歩いている姿をイメージする。 この、塩谷式呼吸法は、想念やイメージを使い、心のエネルギーで身体をコントロールするところに特徴があります。 試してみて、想うことを現実化してみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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