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カテゴリ:倍音の力
ユニットmayaの、ひな祭りライブを聞いた。
先月の節分ライブに続いて2回目だったが、このグループの特徴がハッキリしてきた。 ネイティヴアメリカンの儀式に倣って、セイジで聴衆の一人一人を浄化し、チベタンベルと音叉で、場を音によって浄化するイントロダクションから始まった。 ネイティヴフルートのデュオでは、遥かなる峠を超えた景色が彷彿と見えるように、音楽が、私の意識をどこか遥かな彼方に誘い、夢か現実か判断がつかない世界へ連れていってしまった。 ディジュリドゥのデュオでも、ジャングルか荒野かと思われる見知らぬ世界へ連れていかれ、夢とも現実ともつかぬ世界を堪能することとなった。 ホーメーのデュオでは、あの世とこの世の幽玄な世界を、能とはまるで違う世界を垣間みた。 音楽の世界に引き込まれると、頭はシーター波の状態になり、眠くなって半ば睡眠状態となり、音楽が終わると現実に戻る、という現象をはっきり意識として捉えた。 現実に戻ったのは、井の頭線の下北沢の駅構内の雑踏にまぎれて、やっと我に返った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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