感覚を養うワークショップ体験記、
昨夜、サトルエネルギー学会主催、寺山心一翁師の「感覚を養うワークショップ」に、参加しました。 10分ばかり遅れて着いたら、60~70名の人たちが立ってまさに、始まろうとしているところ。 「何が体験できるのか?」と皆さんの期待で、エネルギーが高まる予兆を感じました。 フィンドホーンで行われているセークレッドダンスから、始まりました。全員が輪になってフォークダンスのような踊りで、多くの人たちと挨拶を交わす意味もあるようでした。 もはや身体は熱くなって、汗ばんできます。 幾つものワークがあって、頭を使わないので覚えていませんが、次第に一体感、ワンネスの感覚が強くなってきます。 目を瞑って、始めて出会う人を、手だけで判断し、愛を交わし、別れを惜しむ、というワークでは、泣き出してしまう人もいました。 印象的だったのは、ペアになってする、自動車ごっこと言うゲーム。 自動車になった人は目を瞑り、運転手は後ろから肩に手を置いて、声は出さず手だけで誘導するゲーム。多くの人の中をニアミスしたり、速さを変えたりクランクを利用したりして進みます。これは、信頼していないと進めません。 頭より身体全部が、感覚になります。そして、多くの発見があったのは、ハミングだけで誘導するゲーム。 誘導される方は目をつむり、ハミングが聞こえる方へ移動します。 誘導する方は、後ろ向きに進むのですが、周りの人とぶつからないように注意しながら、誘導します。誘導される側は、声はハミングでも個性がはっきり判別できます。周りで多くのハミングが聞こえても自分の相手はハッキリ判ります。 ハミングだけでも、声はなんと多くの情報を得られるのかという感覚でした。これは、フィンドホーンで春4月になると、なん十頭もの羊の仔が一斉に生まれ、移動しても子羊は鳴き声だけでお母ちゃん羊を探し出す様子をみて、寺山師が考案されたそうです。ハミングだけで息遣いを感じて、みんな一つに繋がっている、人間は一人ではないと、ワンネスを感じた人もいました。 クールダウンはチェロ演奏で、瞑想状態になり、聖なるエネルギーの高まりを感じました。感覚と意識が開き、多くの人との出会いがあった意味深い会でした。顔見知りも何人か出来てきたので、2次会にも参加したのが、私にとっては計画されていたとしか思えない、思いがけない出会いがありました。 この出会いが、ある前兆のようで、これから発展した結果は、間もなく現われると思われます。この件に関しては、その時に書くことにいたします。