WINNER TAKES ALL
■監督:ダニエル・ジリッリ■出演:ロバート・ヘイズ , AMG , B-REAL , FLESH'N BONE , RAPPIN'4-TAY■ストーリーRAPPIN'4-TAYら人気ラッパーが共演したクライムアクション。幼馴染みの少年・ロンとデックスは窃盗などを繰り返していたが、ある日ついにロンが逮捕されてしまう。10年後、麻薬捜査官となったデックスは、潜入捜査を始めた犯罪組織でロンと再会する。感想。スラムに暮らし、窃盗などを繰り返している黒人少年2人組ロンとデックスですが、性格は正反対です。年齢的にいくつかな?多分12、3歳?いつも実行役はロンで、見張り役がデックス。性格は正反対ですがとても仲が良い2人です。それに目を付けたギャングのボス・サイアスは2人を組織に誘います。「ファミリーにならないか」というサイアスに躊躇するデックスと即答するロン。「こいつも一緒に入る」「いいが、こいつがヘマをしたらお前が責任を取るんだぜ」「わかってる」で、2人ともギャングの仲間になっちゃいました。数年後、相変わらず見張り役のデックスと実行役のロンは強盗等をしてサイアスの為に働いています。警察に追われてバイクで逃げる途中にロンは転倒して警察に捕まってしまいました。1人逃げてしまうデックス。それを重く見たサイアスは拘置所の面会の時にロンに言います。「デックスは逃げやがった。あいつは俺の事を警察にチクるかもしれない。信用できねえ。保釈金を出してやるからヤツを始末しろ」河原にデックスを呼び出し、銃を突きつけますがロンは撃てません。親友なんだもんね。で、こう言います。「いますぐこの街から去って二度と俺等の前に現れないか、今すぐ俺に頭をぶち抜かれるか選べ!」デックスは、街を去っていきました。それからロンはギャングの中でどんどん地位を上げていき、一目置かれる存在に。街を去ったデックスはまず軍に入り、それから麻薬取締官になりました。10年後、捜査の為に街へ戻ってきたデックス。捜査の対象のマフィアやギャングの中に、自分を育ててくれたサイアス・ファミリーが入ってるんですね。当然、ロンも入ってます。まあ色々ありまして、サイアスが逮捕されてロンがトップになっています。懐かしい街で2人は再会し、懐かしんでバイクに乗ったり色々話したりしています。そして、とうとうデックスは今の身分を打ち明けました。驚くロンですが、それでも麻薬取引へと行きます。当然途中で警察や麻薬取締官の摘発が入り、バイクで逃げたロンをデックスが同じくバイクで追いかけます。2人のバイクは川に突っ込み、後日バイクが引き上げられました。河口に近いこともあり、死亡したと判断された2人。ニュースで2人の死を知り、刑務所の中でガックリと肩を落とすサイアス。2人の葬儀も行われて墓も建てられました。結局、死んで終わったのかー、2人とも。と思っていたら、ロンの部下で組織のトップに立つ予定の男の携帯が鳴ります。なんと、ロンからの電話でした。何故かナントカ諸島って南の島に漂流して生きていた2人でした(何故?w)それをサイアスに伝える部下。刑務所の中で嬉しそうに笑い続けるサイアス。で、当の2人ですが、クルーザーに乗って、水着姿のオネーチャンに囲まれてでれでれ状態。無邪気に水上バイクで競争なんか始めたシーンで終了。まあ多分、アメリカへ戻ったらまたお互いの道に別れるんでしょうけどね。テーマは何だろう?性格も考えも生き様も違ったって、友情は変わらないよって事でしょうか?途中退屈になっちゃいましたけどレンタル専用なのかな?販売はされてないっぽいです。人気ラッパーらしいですが、全く知りませんw演技力はどうなんだろう?ギャングっていうか、普通のチンピラって感じでした。