口のききかた
こういうと大抵若い人のことだと思われがちだが、今回はちょっと違う。確かに高校生くらいだと口のききかたがなっていないと思うこともあるがそれは私も経験したことだし、知らないと言うだけでマナーなんかは多分世間が思っているより出来ているのではないかと思う。それに今は情報があらゆる方法で入手できるため常識をもった若者も多いと思う。私が最近感じるのは戦前生まれの人で言い方は悪いが偉そうな話し方である。もちろん傾向であるがやたらと命令口調である、年上と言うだけで偉いのだと錯覚している。私は昔は年上だと敬っていた。だが今は正直そんな気持はさらさらない。もちろん基本的に経験も多いし分別をわきまえている人も多いので尊敬できる人は多い、ただ年上と言う理由だけでは敬う対象にはならない。ひとつは地元しか知らず見聞もたぶんに少なかった時代なので自分のやり方だけで満足でき不自由を感じなかったのだろう。新しいことを知っているから偉いと言うとこは無いが頑なに自分を曲げず自分のやり方に従わせるのには閉口する。多分その方たちの先輩も同じようなやり方だったのだろう、最近は別に悪気があるわけでもなく、そういう人だという風に捉えられるようになってきた。一方若者に媚び諂う人もいるがそこまではしなくてもいいと思う。学生時代骨折で入院したときリハビリ室でトレーナーに自分が動けない愚痴を偉そうにとうとうと話してた人がいるが自分はやってもらう立場なのにちょっと違うのではないかと感じた。これからは高齢化社会になる。若者も高齢者もお互いに歩み寄り協力できるような社会になって欲しい。