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カテゴリ:不思議かもしれない話
今日はまた暑くなりましたなぁ。
私は蒸し暑さに弱いので、こういう日はいつも 「いつか避暑地に別荘を買うんだー!」 と思うことで不快な気分を凌いでおります。 そんな今日が終わり、いよいよ8月も後2日。 でもまだまだ暑いよ~ということで、 納涼に怖い話など書いてみようと思います。 ・・・すみません、多分サッパリ怖くないと思う、 と先に断っておきます(笑) 私の祖母の若い頃の話。 蒸し暑い夏の夜。 祖母が赤ん坊(私の父)を抱っこしながら、 庭先で涼んでいた時のこと。 その庭の入り口からは、間に田んぼを挟んで遠くに山が見えます。 その山のふもとは砂利道があり、山の奥に続いている。 祖母が赤ん坊をあやしながら何気なくそちらを見ると・・・。 山のふもとの道を、大きな光のような、白い炎のかたまりのようなものが、 ものすごい速さで奥の方へと移動しているのが見えた。 祖母は、最初は自転車かな?と思ったらしい。 それにしてはスピードが早いから、次に車かな?と思ったとか。 しかし、でこぼこの砂利道をあんなスピードで走れるものだろうか。 何だろう?と思い、良く考えてみたら・・・ そのかたまりの大きさは、肉眼で見て野球のボールくらい。 庭先からその道の距離を考えると、 実際には両手で抱えられないほどの大きさのものが、 数秒で視界を左から右へ移動して行ったことになる。 街灯も無い真っ暗な道なのに、丸いソレは庭から見えた・・・。 もしかして、あれがヒトダマ・・・? と思ったと同時に、祖母は怖くなり慌てて家に戻ったそうな。 当時、その道の先には人家はなかった。 道は途中で曲がるが、そのまままっすぐ田んぼを突っ切ればお寺がある。 そして、道を山の奥まで進むと途中に溜池があり、その中央には水神が祭ってある。 更に道のどん詰まりには御滝様という、龍の口から出る小さな滝が今でもある。 祖母の見たものが何かはわからないが、この話には続きがあった。 母も、私が赤ん坊の頃、同じものを見たらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.30 12:50:12
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