天の沙は地の風に乗って

年末は仕事やら何やらに忙殺され、そのまま年を越してしまいました。
そして風邪を引き、やっと本日ほぼ復活と相成りました。
新年とは思えないほど部屋の中が散らかっています・・・。

そんな感じですが、本年もよろしくお願いいたします。


「硫黄島からの手紙」を観ました。
既にこの映画を観た友達からあらすじを聞いていて、
その時は「絶対泣く！」と思っていたのですが・・・。

実際に観に行ったら、確かに泣ける場面がいくつかあったものの、
感動というよりは「うーむ、むむむ」とか「はぁぁぁ・・・」と、
唸ったりため息をついたりしてしまう内容でした。
出来は良かったです。予想以上に。

出来が良かったからこそ、何度も見たくはないと思ってしまった。

映画館の音響がとても良かったので、
攻撃や爆弾の音が色々な方向からリアルに聞こえてきて、
その音を聞いているうちにどんどん気持ち悪くなってしまった。
実際の戦争になって、毎日あんな音を聞いていたら
正気を保つのは確かに難しいなぁ・・・なんて思う。

ちょっとネタバレになってしまいますが・・・
現在のシーンが前後にあったのが中身を印象付ける上でも
良かったのではないかな。戦争のシーンだけだったら、
他人事のような印象で終わっていたかも。