【東京六大学2020春】春季リーグ戦の11日開幕を断念。5月中旬に大幅延期へ
東京六大学野球連盟は1日、都内で常務理事会を開き、11日開幕予定だった春季リーグ戦を5月中旬に延期する方針を決め、5日に開く臨時理事会に諮ることになった。同連盟の内藤雅之事務局長は「小池都知事からの大規模イベントの自粛要請は12日までとなっていて、通常開催は断念した。今の社会情勢や各校の授業開始のスケジュールなどを鑑みて5月中旬の開幕が妥当と判断した」と説明した。開幕日や運営方法などは、臨時理事会で詳細について協議した上で決定する。(スポーツ報知) 先日来、大学野球連盟ごとの開幕延期の記事について紹介してきました。それは、やがて新型コロナウイルス禍が鎮まり、”心躍る球春”到来までのプロセスを記録したいと考えたことがきっかけでした。いま残念ながら、事態は長期化の様相で、日々状況の悪化ばかりを伝えることになり少々疲れ気味です。でもいつかは”球春”がやってくるでしょう。そう信じて、これからも日々記録の更新を続けたいと思います。 第二次世界大戦終結から3か月後の昭和20年11月、職業野球の東西対抗戦が神宮球場で開催されました。戦時中、野球をはじめとした娯楽のなかった多くの人々が、心躍らせて球場に詰めかけたそうです。どれほどの喜びだったでしょうか。私も今なら、その喜びの大きさを心から想像することができます。今回のコロナウイルス禍も終結する日が、一日も早くやってくることを祈りたいと思います。