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カテゴリ:読書っ!
昨日本屋さんで新書コーナーを眺めていたらこの本が↓目にとまりました。
羞恥心はどこに消えた? 昨日のブログでいつから羞恥心が薄れるものなのか検証してみたいです云々・・・。 のようなことをコメントで書いたのですが、この本を読むと面白い仮説が書かれていました。 この著者によれば羞恥心を強く感じるのはむしろお年寄りなのだそうです。 最近の若者の電車でお化粧、地べたに平気で座る・・・という行動から考えるとむしろ若者 のほうが羞恥心を感じにくいのではないかという仮説をたて、考察していました。 確かにお年寄りのほうが恥しいと感じることが多いような気がしてきました。 R・ベネディクトの「菊と刀」に日本の『恥の文化』について書かれているというお話は 何かで聞いたことがありましたが「菊と刀」自体が60年も前の書物であること、 ベネディクト自身は日本に来たことが無いことをこの本で初めて知りました。 そんな「菊と刀」に書かれている日本人の『恥の文化』。 確かにお年寄りは他人様からどう自分が見られるかについて注意深いように思います。 それに比して若者のほうが羞恥心が薄いかもしれません。 「そんなの関係ねぇ」(by小島さん)のお言葉にもそんな若者の「自分さえ良ければ主義」 が現れているように感じます。 私はどうか・・・? 相手にどう思われているのかを省みることが必要かもしれません。反省が必要です。 その他にも自分の身内(親しい間柄)といっそ関係ない通りすがりのような(無関係な 間柄)では羞恥心が薄れ、その中間となる人を前にすると羞恥心が強まるのだそうです。 興味深いお話でした。 ということで羞恥心は年齢と関係あるのか?について私なりの見解ですが、年齢よりも その人の性質によるのでないかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.23 16:12:51
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