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思うところあり・・・2007年2月15日の日記を再び記します。
『恕』 孔子が弟子の子貢(?)にお別れの際に送った言葉だそうです。 おはようマンの話は思ったとおりそのお話からはじまりました。 『恕』とは・・・ 自分がしてもらってうれしいことを他の人にもしてあげよう・・・という意味 だそうで、彼がもっとも好きなことば。 自分が書いた泰山木の花の絵を自分の学校の教員のバースディの日にそれぞれの方への メッセージとともに手渡すそうです。 そして昨日は彼自身の60歳のバースディだったそうです。 ちなみに私もカードをもらったことがあります。 初めて聞いたのは中学のとき。坊さんなのでまた難しい話だなあと思いました。 ですが、いい言葉だとずっと思っていました。 そして以前息子が中学生にいじめられたのを中学に相談に(気楽な気分でしたが) いったらまたこの『恕』というカードを送られました。 そして今日も。参加者全員に。 彼の話は「ありがたい、もったいない、おかげさま」という心をいつももつこと の大切さについて・・・ そして子どもは親にそっくりに育つこと。 イジワルな親の子はイジワルに。カゲクチを言う親の子はカゲクチを言う子に。 イジメをする親の子はイジメる子になると・・・。 親自身もなんでも人のせいにしない。常に足元を見ること。 子どもは自分の家、家庭だけでは育たない。多くの人のおかげを受けて育つ。 そして・・・「まさか、わが子が・・・」のまさかが起きることを覚悟すること。 (彼の子も自転車を拝借して警察のお世話になったらしい。) そして「いい子印のロボットはもろい」・・・耳が痛い。私だ。 本来子供は失敗をするもの、迷惑をかけるもの、過ちを犯すことある。人間には108の 煩悩がある。子にも親にも煩悩はある。しかし絶えず成長をつづけるものなので、 スキンシップをはかり、礼儀、あいさつ、しつけというものをしっかり愛情をこめてすれ ば必ず子供は変わる。 というお話でした。 最後に感想をいわせてもらいました。 私は中学で先生につらいことでも一生懸命に続けることの大切さをソフト部で 教わりました。 そして大人になってまた不思議なご縁で先生に子供のことを相談して子育てに ついて教わりました。 私がかつてあった先生と呼ばれる人の中では先生のことを一番尊敬しています。 孔子が弟子に教えた『恕』ということばを私も一生大切にしていきたいと思います。 ありがとうございました。 先生は涙をこらえていました。 一番前に座っていたので、よく先生の表情が見えました。 教員生活もあと一年。 いつか先生に感謝の気持ちを伝えたいと思っていたのでスッキリしました。 (追記) この気持ちを忘れないように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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