あめふりんの日記

先週、職場のトイレットペーパーが

やたらと早くなくなるから

用務員のおばさんに聞いたら

時々、盗みにくる人がいると
教えてくれた。

その話を聞いて持ち場のカウンターにもどったら

ビックリするくらい
臭いおばさんが質問ししてきた。

窓口が違うので、案内しようとしたら
カウンターの上の彼女の荷物を見て

目が点に。

荷物はふたつのレジ袋

片方にはむき出しの通帳がひとつ入っていた。

もうひとつのレジ袋はどう見ても生ゴミ。

ただでさえ、体が臭うのに。

通帳も大丈夫？

無用心。

生活保護か

障害か

見送ったあと、トイレに行こうと思ったら、別の窓口に行ったはずのおばさんが

トイレに向かってくる？？？

そこへ用務員のおばさん登場。

私に「あのは人がトイレットペーパー泥棒。前に盗っていくところを捕まえた！」

と

なんでも、生ゴミの袋もそのトイレに捨てるらしい。

おばさんは私と用務員のおばさんがトイレの前にいるのを見ると

あからさまにヤバイって顔をしてクルリと後ろを向き、小走りで行ってしまった。

トイレットペーパー泥棒は彼女だけじゃないらしい。

たとえ現行犯で捕まえても課長クラスに注意されるだけで、放免らしい。

彼女の身なりと臭いから察するに
裕福でスリルのためにトイレットペーパーを盗っていくとは思えない。

生活が大変なのだと思う。

職場は夏は暖房。
冬は冷房と皆が冗談にするほど

快適ではない。
ロビーにテレビがあるわけでもない。

すぐ近くに快適な図書館が開いているというのに。

いろんな人がやってくる。
居心地が良いとは思えないけど。