空飛ぶトマトと赤毛のアン@ニューエイジの予感
日本ではどの位報道されたのだろうか?@フライングトマト 当然ながら、アメリカでトリノを見ていると、日本人 はフォーカスされない。 アテネの時は、たまたま日本にいたからねー。 寝不足になったけど、皆さんの活躍で、 「日本にいてよかったぁー!」 と得した気分になりましたもん♪ でも、今回は日本勢不振のおかげで、損した気分になら ない。(損得の問題かよ?>ぢぶん) まあ、気になるのは、やっぱりフィギュアスケートとか かなあ。今日から始まるらしい。 が、このトリノで、私のオリンピック観を変えたと言っ てもいい事件は、すでに起こってしまった。 ガガガガーン! スノーボードのフライングトマト、 SHAUN WHITE(ショーン・ホワイト!) 13歳でプロに転向、持ち家3軒、もちろんビジネスオー ナー、19歳で初オリンピックでいきなり金メダル! と経歴そのものは、後で知ったのだけど、事件だったの は、彼をはじめとするスノーボーダー達の演技とその態 度である。 「COOOOOOOOOOOOL!」 (サッカーのワールドカップの「ゴーォォォォォル!」 のおじさんを思い出しますね) 思わず、KIKIとテレビの前で、叫んでしまいました。 いやー、日本の日の丸を大きく背中に負ったオリンピック の対極にあるのは、この人達ではないでしょうか? 勝つことも含めて、彼らのエンジョイぶりは、衝撃的。 イタリア人が、赤毛の彼のことを、「フライングトマト」 (もちろんイタリア語ですが、忘れた・・・)と名づけた ように、パイプから飛び出すジャンプの高さが並みでない。 何よりも、気負いがない。 「Hey,トリノ行ってくるぜ!」 「マジかよー!」 「It's cool,man!」 なんてノリで、飛行機に乗ってきたんじゃないでしょうか、 この人達。 と、この事件は、すでに一週間前に起こっているのに、今頃 書いてるのは、同じ感覚をテニスの試合で感じたからだ。 「Don't you like her game?」 トップシードのダブルスの試合を見た後、帰りの車でKI KIが話し続けていたプレイヤー。 「あさぎの試合とか、何か見ててPAINFULなのに、 彼女のは、すごい楽しそうだよね。フライングトマト みたいに。」 何故か私は、そのトッププレイヤーを見ると、「赤毛のア ン」とか「長靴下のピッピ」を思い出すので、フライング トマトとその子のイメージはすぐに重なった。 久々に見た彼女のダブルスの試合は、確かに楽しそうだっ た。 アメリカには、こういうアスリートがいるんだよね。 プライドとか、名誉とか、成績も大事かもしれないけど、 何よりもその競技自体を楽しみ尽くすことの出きる能力。 こういう人種はハングリーというのとはまた違う。 いいなあ、いいなあ、この感じ。 ということで、あさぎがジュニアを卒業した後の「あめ ぷり物語」は、このニューエイジ路線で行こう!とまた また頭の中がスポ根、もとい、スポ楽漫画になってる母 かっぱでありました。(笑)