追い込まれたあたしと主夫の鏡。
カウントダウンの模様も新年の挨拶も綴ることさえできずに、気付けば今日はもう3日。もちろんあたしは追い込まれの局地。な~んか結構早くできちゃった・・・と、脚注なんかをチェックして表紙なんかを作ったりしながら、できたつもり満々で「今日は早く帰れるかもしれないから、そしたらDVDでも見ようね~」とドラちゃんに電話したのが、今日の朝。昼過ぎから始まったちょこっと修正が、大幅修正するはめになり、今となっては朝の余裕がうらめしい、丑三つ時。三が日も営業している学生の味方コンビニに行く気にすらなれず、蓄えてあったお菓子を齧りながら、ドラちゃんに突然の残業宣言。「ん~、そんなもんだと思ったよ。締め切り直前だしネ。ボクは今からスーパー行って買い物してくるよ。ホラ、きな粉餅食べるのに砂糖なかったし。お餅食べながらTV見て、夜なべにキミの手袋の穴でも繕うよ。ギリギリまでがんばっておいで。」そういえば、穴の開いたまま放置してあるあたしの皮手袋を渡すように言われたのは、2,3日前のことだった。期待を持たせておいて裏切る突然の残業宣言にも「アタシと仕事とどっちが・・」などと文句もたれず、日用品の不足をそつなく補給し、相手の手袋まで繕ってくれ更には外でのタタカイを応援してまでくれる、そんなドラちゃんは、主婦になっても大丈夫とつくづく思った。「ホラ、ボクって、なんていうか、シュフの鏡?」そんなことまで言う余裕があるなんて、あたしはますます頭があがらない。そんなわけで、ゾンネに年賀状&年賀メールを下さった皆様、お返事ちょーっと待ってくださいね・・・、あと二日ほど。