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テーマ:二次創作小説(1036)
カテゴリ:「逃げ上手の若君」小説
BLの苦手な方は読まないでください。
18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。 あの日を忘れない。 空高く舞う鳥のように天翔る時行様の姿を。 茜色に輝く空に消えて行った幼い若君。 「時行様〜。時行様〜。」 夕暮れ時に、郎党たちが時行を探していた。 「どこへ行ってしまわれたのか。寝所にお連れしろと言われたのに。 隠れてないで、出て来てもらわねば。」 「あっ!屋根の上を走っている。捕まえろ。」 時行は郎党に捕まらないように逃げた。屋根の上を軽快に走り抜け、 屋根から屋根へと隣の棟に飛び移った。そして、屋敷の門の近くまで来た時、 足利に会った。 「時行様。どこへ行くのです?郎党の方々がお探しですよ。」 「助けて。私は嫌なのです。」 「山に逃げたらいかがかな?今から馬で山に行こうと思っていたところです。 一緒に行きましょう。」 「はい。」 時行は笑顔で返事をすると、屋根の上から木に飛び移って、降りて来ようとしたが、 木に大きな網の罠が仕掛けてあり、時行は木に飛び移った瞬間、網に捕まってしまった。 すると、郎党たちがやって来て、 「ようやく捕まえた。」 と言って、時行を網ごと担いで連れて行ってしまった。 「助けて。」 と時行は言ったが、 「命に逆らってはなりませぬ。怒られますよ。」 と郎党に言われて、時行は諦めたように、大人しくなった。 そして、売られて行く子供のように悲しそうな瞳で、 網の中から足利を見つめたが、足利は助けてくれなかった。 「時行様を連れて参りました。」 時行は網に入れられたまま高時の前に差し出された。 「また逃げられるといけませぬからね。」 小刀を時行の顔の横に脅すように向けてから網を切り、網から首だけ引っ張り出すと、 今度は足のほうの網を左右切って、右足と左足を引っ張り出し、 左にいる郎党が左足を、右にいる郎党が右足をそれぞれ抱え上げるように持った。 最後に身体の中心辺りの網を切り、網の中に両手を入れて、袴を掴んで切った。 そして、ふんどしもぐいっと引っ張って、尻穴付近のふんどしを小刀で切ると、 露になった股間と尻穴が丸見えになった。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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