公開しといて、
こそっともあるまいけれど、
「なぜ生きる」を読み、
すこしはわかるのではと
親鸞滅後、弟子唯円が
師の言葉をもとに編んだ「歎異抄」
手に取ってはみたものの。。
真仮を知らざるによりて、
如来広大の恩徳を迷失す。
まま、焦らずに。
「勘九郎日記かの字」の次は
関容子著「勘三郎伝説」
あんな人は、そうそういるわきゃない。
同い年同じ時代を生きてきたからよく
知ってるけど、歌舞伎はほとんど
みていない、やっと
歌舞伎座に通えてるのに。
口惜しい。本でもいい、
勘三郎さんは、
本のなかで笑ってた。
5 posted by (C)ヨセフィーヌ
小林恭二著「歌舞伎通」
通 は、しゃれ。
勘三郎の歌舞伎をみて
ストーリー、小林氏なりの感想、
そして、勘三郎さんに話を聞く、
勘三郎さんとの対談とは
知らずに、選んだ。
また、勘三郎さんの声が聞こえ、
よかった。
演劇評論家渡辺保著の二冊、
「歌舞伎の見方」「歌舞伎ナビ」
歌舞伎の見方は、できるだけ
客観的であろうとした渡辺氏が、
この本では、自分が楽しいと思う
ポイント、好みを初めて赤裸々に。
歌舞伎ナビは、歌舞伎をみる、
目の付け所、感覚の違いを覚える
コツを教えてくれる。どちらも
なかなか面白く、読んでいる。
中野翆著「歌舞伎ぐるりノート」
歌舞伎はほかの演劇では味わえない
独特の感興を与えてくれるものだった。
その感興をひとことでいうならば、
「血が騒ぐ」・・・血を騒がせる、
歌舞伎とその周辺について
あれこれと綴ったコラム。
この本でも、勘三郎さんの声聞けた。
丸谷才一と中野氏と中村屋の対談で
歌舞伎はこんなに面白い、
うん、ほんと、みればみるほど
面白く・・奥深い。
東大出版社発行の
著名な河竹登志夫著「歌舞伎」
2001年初版、21013年新版。
重たい、重厚な本、
わたしには無理か・・・
恐る恐るページをめくる。
序章 外からみた歌舞伎、
海外公演にみる普遍と特殊。
1、海外での意外な反響
固い・・・いや、固くない。
川端さんのおどろき と題して
ブロードウエイシティセンターで
仮名手本忠臣蔵をみた川端氏、
周りのアメリカ人のご婦人方が、
みなハンカチ出して泣いていた。
と、あの大きな目を一段と見開いて
おっしゃったというエピソード。
どこまでついていけるか、
わからないけど
興味津々。
千葉大、日本女子大の教授にして
演劇評論の大家 服部幸雄氏の著書
「絵で読む歌舞伎の歴史」
2008年初版 平凡社
平安時代は「風流」(ふりゅう)から
中世に ふりゅう、
御霊会に行われた風流踊
全国的な流行を母体にして
歌舞伎は始まりました、
とはじまってます。
屏風絵など残された資料とともに
歌舞伎の歴史を、示してくれ、
読み始めたら止まらなさそうな本です。