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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在お仕事
今でも「商品検査」と聞くとゾッとするくらい。
この役所には、もまれました><。 この役所は、平たく言うと輸出入する商品を検査する役所、なのです。 日本でも昔、あったそうですが。 勿論、全アイテムではなくて。 商品検査を受けねばならない商品というのがあって、 その対象商品が検査を受けねばならないのですが。 肝心な所は、この役所の許可を得ないと輸出入できない、という所(!) お役人様のご機嫌が悪ければ、如何に商品が揃っていようがアウトなのです>< また、この役所に提出する書類というのが ●INVOICE(オリジナル) ●契約書(中国側の企業は必ず社判を押したオリジナルである事) ●PACKING LIST(オリジナル) 上記は確か3部必要でした。 そして申請書1枚。 この申請にも「報検員」の資格が必要で。 外国人でも受験資格はあるそうですが、私も時間がなかったので取らず。 手続きは毎回サービスセンターに任せていました。 当時は輸出入の分かる中国人スタッフがおらず、貿易を少し分かる私が 毎回申請していたのですが。 申請している日本人なんて、勿論私一人。 でもサービスセンターの朱小姐は外国人だろうが何だろうが、お構いなし。 ちょっとでも間違いがあれば、「やり直し!」 サインが直筆でないと「やり直し!」*機嫌が良ければ見逃してくれる。 会社へ戻って(車で片道15分)書類を作成し直して出直し。 機嫌が良ければ、書類を加工してくれるのですが。 *書類の加工の仕方: カッターナイフで間違い箇所をコツコツ削って消しゴムをかけて文字を消して。 その上から正しい文字を書く。 粗捜しばかりする割には、携帯電話に私用の電話が入れば平気で10分も20分も話している。 急いでるのに~!!! とにかく彼女を通過しないと次に進めないものだから。 私も彼女の機嫌を取ったりして。 一度、間違いを指摘された時に 「前回は、これで良かったよ?」と言うと 「私のいう事聞いてりゃいいのよ!」と切れられ。 なんじゃ、コイツは~(怒) 内心、ものすごい腹立っていましたが。 そっからは、逆らうだけ無駄だ、と。 中国人が権力の前に無気力になるのが、よく分かったような気がしました。 役人は役人でワケの分からん理由で駄目出しするし。 一度、梱包し終わった木製パレットに「虫がいる」と、20枚(!)全て交換させられた事もあり。 「このサインは何が書いているのか分からない」と書類を拒否された事もあり。 (サインは、何が書いているか、ハッキリ分からないと駄目だ、とぬかした) 「あんたん所は毎回、何かあるな~」と偉そうに言われ。 この時は、さすがに悔しくて涙が出ました。 まあ中国で役所相手に手続きするのは大変。 なので今、中国のお客さんが通関に必要、とワケの分からない要求をしてくるのも 理解ができます。 よく、あんな事やってたな~と 今しみじみ思います。。 ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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