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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在お仕事
じゃあ、ここに10人の員工(従業員)を呼んできて、
100個あるボルトを数えさせてみましょ。 全員、違う数を言いますよ?98個と言ったり、103個と言ったり… 高卒でも、そうです。それが、ここ(大陸)のモンのレベルなんです! 江蘇の会社の取引先の台湾人オーナーが、こう言った時、 私と上司は顔を見合わせて ;・・) (・・; そこまで言うか~(汗 台湾人オーナーの意見は極端だけど、要は 「いい加減な子が多い。キチンと作業を行わない」 と言いたかったのだと思いますが。 この人も上海郊外に進出して10年、相当痛い目に 遭ってきたからこそ出てきた言葉だと思います。 帰国した今でも、対中で何か問題がある度に思い出す言葉。 そして同時に、ジョーの事を思い出します。 ***************************** 焦XX(ジョーXX) 男性。 当時、多分26歳くらいだったと思う。 甘粛省から出てきた。 江蘇の会社の創業からいた従業員。 私が江蘇の会社に駐在し始めた時には、 どこに何があるか日本人より把握していて 現場でも頼りになる従業員の一人だった。 最初は、とても大人しく。 大川さんの通訳でジョーと話している時は 大川さんが「分かったか?」と聞くと 黙って大きく頷くような子だった。 私のような素人から見ても、 ジョーは作業員の中でも、しっかりしていて。 2003年には「倉庫管理」に抜擢された。 ***************************** 江蘇の会社は2001年に創業した。 2002年には、正式に生産を開始。 私が派遣されたのは2002年の4月。 最初は日本人の出張者が、生産現場に対して 指導を行い、出荷管理もしていたのだけれど。 2003年には、従業員もそろそろ育ってきたという事で 要所の中間管理職を作った。 「品質管理」「生産管理」「倉庫管理」「営業主任」 人情派の大川さん(江蘇の責任者、当時の私の上司)は、 自分が育てたこの4人を自分の子供のように可愛がっていて・・・ いや、 可愛がり す ぎ た。 甘やかした。 それが彼らを増長させて 数々の問題を起こした(と思う)ので 後に私の中で「四人組」と烙印を押した。 最初は皆、真面目な子達だったのに。 いや 元々から、そんな子達で 日本人に見る目がなかっただけなのか。 それとも 教育・管理のマズさのせいか。 それとも 両方なのか。。(考)。。 いずれにせよ 中国での従業員管理とは? を深く考えさせられました。 ・・・・(考)・・・・ これを書き始めると、長くなりそうなので。 話の中でおいおい描写しようと思いますが。 今回は、 その「四人組」の中の一人で。 最初の台湾人オーナーの言葉が 「これだったのか!?」 と思い浮かぶような、 「前所未聞(前代未聞)」 と商品検査局の役人にも言わしめたような、 数々のミスを起こし 最後は会社を去らざるを得なくなった ジョーの話。 つづく ←よろしくお願いします(別窓) ←こちらも是非(別窓) ←これも、いいでしょうか?(別窓) 現職場でも毎日 「前所未聞(前代未聞)」 の事が起こっていますが。 今日、中国から届いたL/C。 契約書では CIF HONGKONG の取引条件が L/Cでは CIF OSAKA,JAPAN になっていた(--;; それでいいんなら、かまへんけど~ 結局 「中国の銀行のタイプミス」だったらしい。 も~~~~ …疲 れ る ね ん…! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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