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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/06/29
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:0706-0707出張



杭州郊外は実は見慣れた風景。


というのは江蘇にいた時の仕入先が浙江省だったから
月に一回は高速で片道4時間、出張行ってた。

私がいた街から約2時間で杭州で、
杭州から仕入先まで、また2時間かかる。


なので杭州の標示を見ると「まだ半分か~(疲)」


街中に入った事も何回か、あるけれども
それは本当にたま~に時間が余った時に観光とか。

どっちかと言うと、通過点の位置づけだったけど。

この辺りの風景は、懐かしい感覚。




1郊外家.JPG

先ずは、こんな感じで。




4郊外家と畑.JPG

畑があってね。




7郊外道路.JPG

立派な道です。




8義烏看板.JPG

道路脇には一定間隔で看板広告がある。

100均の仕入先で有名な「義烏」小商品(小物)の広告。
義烏は杭州から1時間くらいだっけ?






6杭鋼?.JPG

この看板見て「杭鋼(hang gang)」連想した。

「杭鋼」は「杭州鋼鉄」の略だけれど、
2004年くらいか、鋼材がものすごい上がった時に
仕入先が値上げしてくれ、って何回も要求してきて。

客である我々は「他の製鉄所の鋼材は?」って提案したけど
仕入先は「杭鋼は宝鋼(上海)よりは落ちるが品質的に安心できる」
って何度も話し合いを行った。

安徽省やフフホトにもメーカーあるらしいけど
品質面で結局頑固に「杭鋼」だった。

あの時は仕入れ値は上がって、
でも売り値はなかなか上げられなくて暫く苦しかった。

「杭鋼」 まだ頭にスッと浮かぶのが、嬉し懐かし。






ところで杭州郊外は、住宅に特徴があるのね。



江蘇からずーっと高速を飛ばしてきて、
杭州近辺になると住宅に変化が見える。


農房(農家の家)なんだけど、
ちょっとメルヘンになっていく。




13お城風.JPG

分かります?




農房d.JPG こういう感じ。



モスクか!?.JPG ロシア宮殿風?と言うのか。



9お城か!?.JPG お城ですな。



恐らくだけれど開発区作るから、等で
移転で補償金もらって新しい家を建てた、とか
そんな事情だとは思うのだけれど。

お城風住宅、っていうのが夢一杯で。

それプラス緑の「ビル風窓ガラス」がアンバランスさを感じるけど。
独特だな~と思うんですよ。




しかし最も特徴的なのは




コピー ~ 農房d.JPG 

屋根の上の飾り。




これが見えると「ああ、浙江省に入ったね」と思ってた。
江蘇には、ないもの。上海でも見た事なかった。


「何か意味があるのかな?」と上司と二人で、いつも不思議に思ってて。
ある日、仕入先の老板(社長)に聞いてみたのね。


この老板は家が資産家だったから文革の時に苦労したらしい。

文革終わって、29歳から浙江大学に入って卒業して。
国営企業の総経理になった後、独立した。

苦労人で頑固だけど素朴で、ちょっとお人よしで、
知識欲旺盛な人。

新聞やニュースや本が好きで物知りだから、
何か聞いたら大体「へぇ~」っていう回答をくれる人だった。

私達は「廖総(リアオゾン)」って呼んでた。



私 「ねえねえ廖総、あの屋根の上の棒は何?何かのアンテナ?」

上司 「避雷針とか?」

と何気なく聞いてみたら。




(~~;




あっ、廖総が!

回答しない。
恐らく知らない(汗)



「あれは・・・」



果たして廖総の答えは!?






「流行りだ」






「…流行だそうです(・・)」と私が上司に通訳して

「へぇ(・・)」と上司が言って、この疑問は終わった(笑)




・・・多分、そうなんだろうな。
意味はない飾りなんだろうな、と少し消化不良のまま納得した。


・・・・・と、

屋根の飾りに、そんな思い出もありました^^;





廖総は、私が日本に帰国するって最後に挨拶に来た時、
帰り際、目を真っ赤にして手を振ってた。

私は、どうせまた大陸には来るから、と思って
会社でも全然泣かなかったけど、廖総の顔見た時だけは、もらい泣きしてしまった。


・・・廖総に会いたいわ。。





…と、また感傷にひたってしまいましたが、
レポートは続きます。

クールに行こう、クールに(汗)





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最終更新日  2007/06/30 04:54:50 PM
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