CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

高速の出口、江蘇に入った。




料金所の人、若い。
３０前かな、この人。
日本だと年配の人が殆どだけど、中国では若い人が殆ど。
（中国の人は普通、定年退職したら働かない。自分の退職金や年金で、
又は子供が面倒見て『余生を楽しむ』というのが一般的な考え方）


中国は就職難。
最近の話ではなく、何年か前から起こっている。

雇う側から言うと、一番雇いにくいのが特に専門のない大学新卒。

何の経験もないのに給料だけは高くなってしまうので
余程何か取り得がないと雇う気になれない。

中国は契約雇用だし、いずれ数年でいなくなるのなら（すぐ転職する）
学歴が低くても、すぐに使える経験者を雇いたい。

そんな事情で、大卒の数は増えているけれど、
職にありつけない人材は多い。


料金所も色んな経営形態（国営や民営様々らしい）が
あるらしいけれど基本は公務員らしいから。以前この街の料金所で
働き手を３人募集したら、１０００人の応募者が集まったって話があって。

勿論、数多くの大卒も応募していたそう。

公務員は安定している、というのがポイントらしい。

近年は不正（賄賂など）防止の為に公務員の給与は底上げしている
らしいから余計に人気があるのだそう。（色んな利権もあるだろうし）


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ホテルに入ったら、私をお手伝いに呼んだオジサンと、その取引先の
台湾人老板がロビーで待っていて、荷物を置いてすぐ打ち合わせに入った。

ホテルの喫茶店の隣のレストランで、披露宴をやっていた。

初夏や秋口は人気の結婚式シーズン。
（気候がいいから。メーデー連休や国慶節連休は特に多い）
中流家庭は大体レストラン借り切って披露宴行う。

日本みたいに式次第があるのは少なく、親族以外は普段着で
やってきて御祝儀渡して、食事して、カンペイして酔って、何となく解散。

今日は２組のよう、赤い看板が二枚あったから。


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打ち合わせは台湾人老板のペースで進み、オジサンはどんどん承諾（汗）

私は内心『いいのかな～？（汗）』。でも決断するのはオジサンなので、
そのまま通訳を進めていました。（後でフォローはしました）

異国で異文化で、何か決断する時、カンだけで進める人は
ハタで見ていると、怖い。なまじ知っていると恐ろしくて進めない。

でも何かするには、とにかく始めないと、と焦りもあり。
事情が分からないのに、決断を下すオジサンの度胸（！）が
少し、羨ましくも感じました。

結局、約２時間の打ち合わせで大半が終了。
後は翌日に最終打ち合わせをすれば大体方向性が決まる、と。


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思ったよりも早く仕事が終わったのでオジサンに断って
自分の用事をしに行く事にしました。



先ずは薬屋。(木や車に隠れて見えにくいですが薬屋です）





丁度、私が住んでいたアパートの裏門を出た所にある薬屋。


老板、私の事、覚えてるかな～？




つづく。




　　    　


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次回は薬屋に行きます。
約１年ぶりに店主と再会。お説教されるかな～？？？



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