CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

コンビニからアパートの敷地に入る…？





…意味不明。でも、取り敢えず行ってみる。。

コンビニに入る。

店員が私をチラ見。
でも近所の人らしき人と引き続きおしゃべり。

私はス～ッと奥まで入って左右を見る。


！！


これか～・・・


　

コンビニの勝手口を開放してあるんだ・・・



角度を変えると



こんな感じ。


・・・・（考）・・・・

さっきの店員の様子からして・・・
誰でも彼でも通り道にしてるって事だな？

このコンビニ、このアパート管理に関係あるのかな？

コンビニも夜１０時には閉まるから、
それと共に、この勝手口も閉めるんだろな。。


じゃあ、裏門は何なんだ？？
開かずの門か？？

物業管理が裏門の管理者の人件費をケチって
コンビニに委託したとか、そんな理由かな・・・？

車来て入る場合は、どうするんだろ？
コンビニの人が裏門を開けるのかな？？



分 か ら ん ・・・（汗）



久々に来たら、コレだ（汗）


しかし実は、今からが本当のミッションNo.9 ネタ探し。

私が住んでた所の写真・・・



ここが



私が住んでいたアパートの棟。

小汚い外観…
（でも中は綺麗で広い。私が借りてた部屋は100平米で家賃は約2.5万JP￥/月）



コレが何だって事なのですが、ちょっと説明しておきますと。

私はこの棟の4階、402号室に住んでいました。
私の部屋の大家は、この棟の４０２号室と一番下の物置を所有していまして。

一番下の物置も人に貸していました。
河北省からの出稼ぎの一家でした。

物置は車一台入る程度の狭い所でしたが
親子及び時折親戚が来て多分、常時４～６人、生活していましたね。

夜には豆電球がついていて、水道と流し台もありました。
どっかから勝手に電気や水を引いていたと聞きました。



私が借りて２年くらい経ったある日、大家が私に言うには。

「下の物置が水を止められた。あなたの部屋から水を引かせてやってほしい」


「え～～…（困）」
「このままじゃ食事も作れないし、彼ら生活できない」

「自分で引かせればいいじゃな～い」
「元々、他から引いてたら、止められた（汗）」

「ちゃんと申請しなさいよ」
「いや、それが出来ない、物置だし・・・」

「うそ～」
「ホントに（汗）」

「…どうやって引くの？」
「ちょっと工事すれば引ける」

「水代どうするの？…まさか私に払わせる気？」
「メーターつけさせるから、あなたが集金してくれたらいい」

*私の態度が高飛車ですが、実はこの大家は結構クセ者なので、先に防御しています。



物置の住人も私の部屋に来て「迷惑かけてすみません。
お金は払いますのでお願いします」と頭を下げるので、承諾したのですね。



工事は確か、土曜日でした。
工事の人が２人、ドリルや工具を持ってきて。


何を一体どうするんだろう…（～～）


と思って立ち会って見ていると。。


水道管を何かして、外壁をドリルで穴を開けて…（～～）
外に出たら、下のような状態になっていました。






オレンジ色の曲線が見えるかと。（１）から（２）まで繋がってる。
それは、ホースでした。




私の住んでいた４階の部屋からホースが出てて




１階の物置の水道に繋がっている。。



壁に穴開けて、外壁にむき出しの長いホースを出して水を引く、と。




何じゃこりゃ！！！？？？




こんな事をするとは夢にも思っていなかったので
外壁を見上げたまま、暫く言葉が出ませんでした。



でも…

工事の人は無表情だし。
大家と物置の住人も笑顔で「謝謝、謝謝」って言ってるし…



ここでは、これも「アリ」なんだ。



疑問は持つまい、と。（疑問に思っても周りから「変」扱いされるのは私だから）
そして、定期的に物置へ水代を集金に行っていました。




・・・このような事が日常茶飯事だった、私の江蘇での日常。



ここで生活して働いていた時は、留学の時と全然環境が違って。
工場ばっかりの田舎で日本人が少ないし、特に楽しみがあるわけでもない。

生活や交友関係は極めてローカルチック。


そうすると、まあ～変な事の連続で（疲）　

でも周りの中国人は驚きもしない。
という事は、これが、ここでは普通？じゃあ・・・

私もこの感覚を受け入れないと、ここじゃやっていけない…

そう思って受け入れているウチに、本来の日本人としての感覚がズレていく。

何が普通で、何がオカシイのか分からなくなっていく。


食べ物や習慣は、全然受け入れられますが

頭の中の常識感覚がズレて行くのは、怖かったです。



この街では色んな事ありましたが。

生活面では、この「オレンジのホース事件（？）」は、特に印象深く。
証拠（ホース）も存在してたので、今回是非御紹介したいと思いまして。



久し振りに改めて見て。。


・・・やっぱり変？
・・・だけど「アリ」かな？




妙な感じでした。



つづく。



　　    　


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このアパートは本当に印象深い。大家とも何回も口論したし、随分鍛えられました。
久々の江蘇省、まだまだサプライズは続きます…＾＾


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