CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

銀行での用事を済ませてブラブラしてたらPM5時前。

PM6時からオジサンと晩御飯食べる事になってたから
一旦ホテルに戻ろうと車を探していたら…


「お～！アコ～！」


と下から声が。振り返ると、道端に椅子出して座っているのは…


「王さ～ん！！（驚）」


「いつ来た？」「元気？」等と会話があった後で、
「事務所に寄って顔見せて行こうよ」ときた。


・・・いいか、ちょっとぐらいだったら（汗）



王さんは私の部屋にプロパンガスを運んでくれてた人。

江蘇のこの街は、ガス管引いている所もあるけれど、
半分くらいは、ガスボンベを部屋に運んでもらって
コンロや湯沸かし器に取り付けて使っています。


イメージとしては、こんな感じ。

 ←「送気工」と呼ばれます。


「鋼瓶」と呼ばれるボンベに液化ガスが入っていて。
かなり重い、30キロ近くあると思う。それを売って運ぶ仕事。

彼が「事務所」と言っているのは「不動産仲介屋」

この王さんは、ある不動産屋に出入りしていて、
賃貸や売買が成立してプロパンガスが必要であれば、その
お客を紹介してもらっている。

私も、そうやって紹介された一人。



江蘇のこの街は、不動産屋ってアチコチにある。

大抵ガラス張りの入り口で、道に面した所に事務所を構えている。
従業員は私服。暇な時は知り合いとトランプやってたり、オシャベリしてたり。

お喋りはまだ分かるけど、トランプとなると、さすがに
「ここ大丈夫か？（汗）」と心配になる。

でも彼らにしてみれば、日頃から知り合いを増やし、遊んで親しくなって
何かあれば客を紹介してもらったりしているから、それも営業の一環のよう。

基本的に中国は、口コミ商売・友達商売だから。



事務所内は、こんな感じです。



奥のマネージャーはＰＣでゲーム見てる。
元役所勤務のオバチャンは今、商談を終えて暇になった所。


物件情報は壁一杯にかけています。

　

左が販売物件情報、右は賃貸物件情報。


手書きなので読みにくいんですよね。それに単語もやや専門的で。例えば…




13）紫藤園　３Ｆ　二室一庁　全装修　家電全　空２只

⇒　寝室x２+リビングx１、全内装完了、家電揃ってる、エアコン2台。
という意味になります。

15）金色港湾　12Ｆ　三室一庁二衛　毛胚　138.32平米

⇒　寝室ｘ3+リビングx１+トイレ２つ、内装なし、138.32平米の広さ。

この「金色港湾」は私も目をつけてたマンション。
12Ｆって事はエレベーター付き。内装ない状態で賃貸ってどうするんだろ？
詳細は大家と打ち合わせだろうと思いますが。




最後に、最近の不動産価格、上がっているか確認したら。
この街は殆ど値動きないそう。2005年あたりから上がっていない。

私も、この街でマンション買おうとしましたから、
その辺はやはり気になります…＾＾；



中国は各地域、不動産価格全然違います。

上海・北京・広州・深セン・杭州など大都会も、相場や値動きがそれぞれ違う。
また都会が上がっているから中小都市も上がるか、と言ったら、そうではなく。

現に、この街も上海からある程度近いですが、2年前から値動きがない。

中国って地元色強いし、各地域政府の権限も大きいので
「合（市）省国」のような構造だと私は考えています。

役所手続きも上海と江蘇の某市では細かい所で色々違っていて応用できない。
浙江省だと、また違う。

不動産以外でもそうですが、大都市や一部地域の情報を
中国全体に応用して考える事は出来ないです。あくまで参考程度でしょう。



5時半を回ったので、もう事務所を出る事にしました。

6時に、間に合うかな！！？？



つづく。




　　    　


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私に江蘇の某市の住宅事情語らせれば、非常に長い。
なので今回、随分削りました（汗）機会があれば、細かく書こうと思います。

次は買い物のつもりだったけど、オジサンと晩御飯食べなアカンかった。急げ！


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