CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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喫煙所での様子: 2人タバコを取り出して、他の人が「貰いタバコ」しています。 「煙酒不分家(タバコと酒は家を分けず)」ですね。 大陸の人は自分の酒やタバコは、その場の皆で分け合う習慣があります。 以前少し紹介しましたので、コチラもどうぞ。 私は、初対面から貰いタバコも何なので、自分のに火を点けました。 そして客に話しかける。。 以下、会話とその解説です。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 私 「おっ、『利群』か、浙江タバコだね」 客 「あれ、知ってるの?」 私 「うん、前によく浙江省行ってたからさ。浙江タバコは『大紅鷹』も有名だよね」 客 「そうだね。あなた何、吸ってるの?」 私 「私?マイルドセブン、8mgの」 客 「チーシン(七星)か…いくら?」 私 「1箱300円、約20元。日本のタバコは値段大体同じよ。」 客 「中国のタバコは色々だから。これ(利群)は20元(300円)だよ」 私 「そうだね、そんなもんだよね」 ■浙江タバコ…中国では各地で御当地ブランドタバコがありまして。 浙江省なら「利群」「大紅鷹」が代表的かな、江蘇なら「南京」ですね。 ■七星…セブンスターから来ていますが、マイルドセブンも含め中国名は「七星」です。 ■値段…中国タバコの価格はピンキリです。吸っているタバコの価格が その人のクラスや地位を表します。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 総経理は少し離れた所にいました。 私 「総経理は何吸ってるのかな?」 客 「中華じゃないの~?(笑)」 私 「自分じゃ買わないタバコだね(笑)」 客 「そうそう(笑)」 ■中華…代表的な高級タバコ。主な用途は贈答品。 2005年に買った時はソフトパックで68元(約1000円)/箱、 BOXタイプで58元(約870円)/箱でした。 包装が違っているだけで、しかもソフトパックの方が高いってのが 意味不明ですが中身が違うのだそうです。 1箱1000円もするタバコなんて、そうそう自分で買いません。故に贈答品。 役人様やある程度地位のある人が貰って吸いますから、 「中華を吸う人は自分で買わない、中華を買う人は自分で吸わない」と言う言葉があります。 一般に「中華」=「役人様」のイメージです。(役人への贈り物に使われる為) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 総経理が戻ってきて。 総 「何だよ、ニヤニヤして」 客 「アコさんが総経理は何吸ってるの?って聞くから、中華じゃねえの~って」 総 「中華は吸わない、あれは美味しくないよ。俺は、これだよ」 ・・・と取り出したるは 私 「何これ?初めて見た。黄鶴閣…武漢の名所だよね?」 総 「そうだよ」 私 「あ…箱に武漢って書いてるね(汗)」 総 「これ、38元(570円)」 私 「へぇ~…老板煙(社長タバコ)だね!(笑)」 総 「黄鶴閣シリーズで1箱380元(5700円)ってのが、あるよ」 私 「380元!?大熊猫(パンダ)より高くない!?」 総 「そ~だよ~。金燃やしてるのと同じだよ~(笑)」 ■大熊猫…かのトウショウヘイ氏が愛用していたタバコです。 今は免税店でも売っているらしいですが昔は非売品でした。 聞いた話では専用の工場があって、トウショウヘイ氏の為だけに 作られていたとか。1本につき、1/3しか吸わなかったらしいですよ(!) 時々役人に、おこぼれが回っていたようで、私も何度か役人様から 貰いました。吸ってみると普通のタバコでしたが、1箱200元(3000円)とかで 「これ1本で20元!!@@」とオーバーに驚くと、役人様は嬉しそうでした。 ■黄鶴閣1916…これが黄鶴閣シリーズの中で最も高いタバコ。 タバコメーカーのHPを見ると希望小売価格は100元(約1500円)/箱ですが どうも市場で高騰して1箱380元(5700円)になっているようです。 (多少は総経理が適当に言っている部分もあると思いますが。) 中国のタバコは値動きします。 先の「中華」は贈答品用ですから、中秋節前や旧正月前や季節のイベントの頃には 品薄になるので高くなりますし。 でも高いタバコはニセモノもあるんですね。 「ニセモノが出た」と噂が出れば市場は買い控えて値段が落ちたり。 面白いのはニセモノを見破った時。店に抗議すれば本物に交換か、もしくは 返品してお金も返してもらうか等の対応をしてくれます。(但し強気の交渉が必要) 産地からの運賃も関係あるのか、同じタバコでも小売価格が全国同じではないです。 そして同じ地域でも店ごとに微妙に価格が違います。 でも言い値で買わずに、カートン買いして値段交渉すれば、ある程度オマケして くれる事もありますから、日本の感覚で見るとホント不思議が一杯です。 このように。 中国のタバコは、単なる嗜好品の枠を超えていますので、 日本とは全然事情が違っています。 体に良くないのは確かですが、かなり面白い世界。 なので、今回少し紹介してみました。 早速、総経理の黄鶴閣を貰いタバコした私。 そして、総経理に火を点けてもらいました^^; タバコネタでスッカリ打ち解けた我々は、新幹線に乗り込み。 しか~し! 打ち解けたら打ち解けたで、またワケの分からん事を言われるのです…^^; さて、どんな無理難題が出たのでしょ~か♪ つづく。 中国タバコ、価格がピンキリって事は安いのもあるんですよ~。上海留学中に 買っていたのは「高楽」っていう上海タバコ。1箱1元(11円)でした…(ーー;; 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
熱いビジネス会話 2007/12/22 コメント(6)
怒涛の晩御飯 2007/12/21 コメント(14)
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