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カテゴリ:中国客アテンド
昼休みが終わって再びテスト開始。 皆で現場へ行きました。(上司も昼寝から起きた) 材料をセットして、調整…慣れてても、これだけで30分はかかる。 機械が動き始めても、しょっちゅう「ビービー」警告音が鳴って、 その度に操作の人がまた調整して…の繰り返し。 この間、中国側と私と上司はボーッと待っていました。 ふと、隣にいたリーさんが 「材料もうすぐなくなる」とポツリ。 私 「え?材料なくなったらテストできないじゃない」 リー 「そうだよ。高い材料なのに、日本側は僕らの意見も聞かずに 同じ条件で何回もテストして同じデータしか出なくて。」 私 「まあ、そうなんだ…」 リー 「今だって彼らは何をやっているのか僕らはよく分からない。」 私 「え、じゃあリーさんは、どうしたいの?」 リー 「今、要求精度が出ていないから。何故出ないのか原因を探さないと。 機械自体に問題あるのか、材料なのか、速度やテンションの条件 なのか。」 リーさんなりに考えを持っている事を確認したので、田中さんに伝えました。 私 「あのー、原因箇所を探る為に色々条件を変えてテストしたいそうです」 田中 「あ、そうなんですか?」 私 「先ず、材料とテンションを***に変更して流して下さいって」 リーさんを機械の所へ連れてきて、タッチパネルの設定を一緒に確認。 この間(かん)リーさんからセッティングの質問が出て田中さんに聞いてみた けれども、またまた専門用語を並べ立てる(--; 「すみません、難しくて分かりません」 「つまり、右側のテンションを上げるって事ですね?」 「つまり、この位置で検査してるって事ですね?」 何回、「つまり、~~~ですね?」と言った事か。 田中さんとリーさんには「ド素人が分かるように説明お願いします^^;」 と頼んで、私への説明を超簡潔にしてもらい。 私からは、間違いが出ないように簡単な言葉にして双方に伝え、 3者が最低限同じ理解を持つようにもっていった。 田中さんの説明はひたすら長くて意味不明だったので、 質問は「YES,NO」で回答する形にして。 聞きたい事だけ聞いたら、長い説明は聞き流すか、無視しました。 失礼とは思ったけど時間ないし仕方ない。 彼らが日本にいる間に検収完了するのが目的だから。 でも。 2回テストして、テスト結果を元にミーティングしても、 まだ分からない。 仕様書通りの精度が出ない理由・・・ 6人で下向いたり上向いたりして考えていた時、ふと上司が。 「この精度、材料の良し悪し考慮されてます?(~~)」 (←この辺は経験か) 営業の山本さんと技術の田中さんが横目で互いの顔を見て、 その後、誰かに確認の電話をし始めた。 ・・・なんと。 仕様書に書かれていた精度は、上司の言う通り、材料及び 速度やテンションなど操作条件が全て最高の条件で流した場合の精度でした。 (実際には色んな要素でベストな精度なんて殆どでない。その辺りは 入れ込んでおくべきなのに加味されていなかった) これじゃ、仕様書の精度は出ない。 技術打ち合わせの段階で、おかしかったのに。 もう機械作って、お客さんが日本までワザワザ検収に来てるのに。 ・・・検収不可能? というより、契約自体無理?(汗) 時刻は夕方6時になっていました(--; つづく。 ↑よろしければ上記バナー3つ、クリックしてやって下さい… 最後の最後で、最悪の問題発覚。・・・どうする?(汗) 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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