水道代の再調査が決まった翌日、不動産屋が職員を連れて
部屋の水道メーターをチェックしまして
異常な使用量の原因が判明しました。
メーターの故障
だったそうです。
それは想像の範囲でしたが、その後の説明が…(汗)
一回目、水道会社の者がメーターをチェックした時に
「3度」しか発生していなかった。
1年で「3度」はおかしい。
なのでメーターが1周回ったのだろうと考えた。
1周は1000度。
それで1003度の水代になった。
も~なんか(首を振る)
なんでそう思うかな~。。(呆れ)
…説明聞いて、どっと疲れました。
その結果を持って、次は物業管理公司へ。
大家も来ていて(!)
「ごめんよ~アコ小姐、迷惑かけて~」
何故か謝ってきました。
「いやいや、あんたのせいじゃないし(驚)」
と言いましたが
って言うか、何しに来た??(汗)
水代払ってくれるワケでもないやろ??
意味不明でしたが、何故か大家がションボリ謝っていた事で
いいとこあるやん、大家~~!!
と思ってしまいました。(←次のエピソードへの伏線です)
それで水道代の話には大家も参加して。
結局、使用量は振り出しに戻ったので、どうしようかと。
一世帯平均使用量20度/月で計算しよう、と
物業管理公司から提案が出たのですが
「アコ小姐は一人暮らしで平日は夜しか家にいない」
と不動産屋に言わせ、10度/月で計算になりました。
1003度(約800元=約10,400円) → 120度(約95元=約1,235円)へ。
やっとこさ解決!!
色々あったけど、良かったです~~~^^
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水道代事件は、このように運よく解決できましたが。
この一件で私は今後の中国生活への姿勢を考え直しました。
やっぱり声をあげないと
誰も助けてくれないし
好き放題やられ放題だ。
水道代のあんな異常な事だって、
危うく「通常の事」として処理される所だったし。
面倒くさいけど、
身を守る為に主張していかなアカン…
でも並みの主張じゃダメなのはよく分かった。
とことんゴネて攻撃しないとダメだ。
泣くのはまた違う。
あれも有効だけど主導権握れないし、何より大人の手段ではない。
どうしようもない時しか使いたくない。
しかし中国語で自己主張となると、やはり語学力。
でも洪経理みたいに屁理屈まで言えるほどの語学力はないから、
取り敢えずはベタに「ギャーギャーワーワー」
口角泡飛ばす程度か。。
もう、格好悪いとか
みっともないとか
おっとり構えてられないんだ。
気が重かったです。
日本ではオカネに執着するのは良くない、
欲を張らず、穏やかで寛大な人が良しとされます。
そして自分の為の主張は→「図々しいヤツ」です。
私も、そう考えてきました。
それが中国では、正反対。
「お人好し」や「寛大」はただの「アホ」。
自己主張は「図々しい」どころか生きる為に必要不可欠。
今まで頭では分かっていたけれど、
それを実行しようとは思いませんでした。
今までの上海留学や会社生活では
そこまで必要な状況にならなかったから。
でも、ここでローカル生活を送る為には・・・
私は 「図々しい人」 にならなければいけない。
私にとってはアイデンティティに関わる
岐路に立たされていました。(ため息)
そして次の試練は、すぐそこに迫ってきていました。
題して「コンセント事件」(←大した事ではないですが)
相手は「大家」です。
今まで避けてきた
「中国語による自分の為の徹底的な自己主張」
(↑他人や会社の為ならできる)
果たしてデビューできるのでしょうか!?
つづく。
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