「話ってのは、
そんな風にするもんじゃないよ(~'~)」
オバチャン!?
自分のネゴに夢中になって、
存在すら忘れかけた正にこの時。
オバチャンが動いた!!
タッチだ、タッチ(汗)
今度は私が黙って、下向いて
オバチャンの言葉を聞いていました。
「さっきマコが言った通り、
1年払いなんて滅多にあるもんじゃない。
それに、この子の会社は日系企業で、信用できる。
綺麗に使うってのも本当だ。
日本人は素養が違うよ、小楊。
よく考えなさい。(~'~)」
!!(~~;
・・・「アコ」ですけど(~~;;
私が心の中で突っ込みを入れたその時。
一体、何が起こったか?
ガタッ・・・
小楊が椅子から立ち上がった・・・(汗)
表情はコレ⇒ (▼皿▼;;;
そして・・・
なんと!
部屋を出て行きました!!(驚)
試合終了!!
試合終了!!
大家、試合放棄ーーーーーー!!
呆然・・・( ̄ロ ̄lll) ←私
オバチャンは表情一つ変えずに
横目で大家の退場を見届けると
オ 「じゃあ、マコ手付け払おうか(--)」
私 「え?結局いくらになったの?(汗)」
オ 「1,700元だよ。」
私は慌てて奥さんの方を見ました。
すると奥さんは
肩をすくめて、苦笑いをしたのでした・・・
* * * * * * * * * * * * * * * * *
中国でお金がかかった交渉は
男女問わず、必死で口撃の応酬するのが普通です。
なので私は運転手のオバチャンのように
必死で理屈を並べたのですが、大家は納得せず。
でも、オバチャンが少し言っただけで、アッサリ屈しました。
不思議ですねぇ・・・
私とオバチャンと何が違っていたのか?
話の内容は、私もオバチャンも同じような事を言ったワケで。
じゃあ、後は??
声の大きさ? ⇒ 大きい方が有利だけどなぁ…
話すスピード? ⇒ ゆっくり言ってりゃ相手につけこまれるし?
・・・?
そう言えば。
洪経理のネゴにも、同じような事がよくあったのを思い出しました。
洪経理はマシンガントークですが、
大陸人ネゴとは一線を画しています。
オバチャンと洪経理のネゴの様子を思い浮かべて
気付いた共通点・・・
・・・目線?
二人共、目線が低い。
例えば同じテーブルについていても
目線を相手より低くする。
つまり、すこ~し上目遣いになる体勢。
そして相手の目をジッと見つめながら、話す。
これすると、諭すような
「あんたの為に言っている」ような説得力ある表情になる。
ちょっと「愛情」すら感じるような。。
そうか!
オバチャンのネゴは
:*.;".*:. 母のネゴ(´ー`) :*.;".*:.
・・・だったのか?(・_・;
【追記】皆さんがコメントに書いて下さっているように
実際は、目線だけじゃないですね。
オバチャンの年齢や経験や経歴から来る迫力や、
話し方や其の他色々合わさって、ああなったのでしょう。
だから単純に私が目線を下げても、
却って甘く見られるかもしれないし
また、逆に高飛車に思われるかもしれない。
人が違うので、当たり前です^^;
しかし、オバチャンの話を聞いている時
何故か私はそこに
情
を感じたんです。(人情?愛情?感情?)
受け入れざるを得ないような・・・心?・・・熱意?情熱!?
それをネゴにうまく乗せられるかどうかが、重要??
今まだ、キチンとまとまらないですが(汗)
まあとにかく目線については
今度真似してみよう!
とは思いました^^;
つづく。
<おまけ>
ニーおばさんと私。↓ ほら、オバチャン私の肩組んでますっ!^^;
↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。
オバチャンは計生弁(計画生育事務所)の主任、偉い人だったようです。
あの迫力は「なるほどね」って感じでした。
しかし大家の試合放棄にはビックリしました。
『トイレ?(~~;』とも思いましたが結局戻ってこなかった。
人によっては、あんなネゴもできるんですねぇ~
オバチャン、カッコイイ!!
さて、ニーおばちゃんの話はこれにて完結。
次の話は・・・このシリーズはちょっとお休みして、最近の台湾出張の話を書こうかと。
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