お久しぶりです。
最近は台湾ばかりで中国ネタが全然なくて。
台湾は勿論、癒しエリアで良いのですが
大陸慣れした私には刺激は少ないです。
そんな中、私の知り合いが中国の工場を
探していたのでお手伝いを。
一つ思い当たる工場があったので
約７年ぶりの名刺を引っ張りだし・・・
この携帯番号、まだ使えるのかね～
思いながら、国際電話をかけてみました。
「ウェイ！（もしもし）」
あ、出た！
「ウェイ！ＸＸ総経理ですか？」
「誰だ、ＸＸ総経理って！（怒）」
「え・・・（汗）ＸＸ総経理じゃないですか？」
「違うよ！」
「あ、ごめんごめん、間違えた、ゴメン（急いで切る）」
やっぱり番号変わっとるな・・・（7年経ってるし）
こうなるとＨＰで探す。
それらしいのが検索で出てきました。
微妙に会社名や住所が違うけど、これなのかな？
まあいいや、と代表にかけてみる。
「もしもし、ＸＸ公司です」
「ニーハオ、私日本からかけてます、ＸＸ総経理いますか？」
「今、会社にいません」
「ビジネスの事で連絡を取りたいです、総経理の連絡番号を
教えてもらえませんか？」
「・・・あなたはどういう人？（怪しんだ声）」
ま、怪しいわな（汗）
「私は以前、ＸＸにいた日本人のアコと言います。
総経理に言えば彼はきっとわかります。
私は日本のお客さんを彼に紹介したい、
ビジネスの話。連絡を取りたいんです」
「・・・じゃあ、あなたの連絡先を教えて」
「国際電話になりますが、日本８１、９０の・・・
これは私の携帯番号です、必ず伝えてください、
宜しくお願いします」
約10分後。
「ウェイ！」とかかってきた。
「ウェイ！ＸＸ総経理、元気？」
「元気だけど、びっくりしたよ。」
「私の事覚えてる？」
「覚えてるよ！名前忘れたけど（汗）」
「アコですよ！」
「ああ、そうそう！
お～俺すごいビックリしたわ～
日本人から連絡あったって言われて、え～？誰～？
もしかして・・・でも連絡してくるかな～と思って・・・」
「ふふ。私はず～っと覚えてたよ。
・・・それで、今日電話したのは実はさ～」
事情を話すと
「ああ、いいな、それ！紹介してよ」
「あ、そう？じゃあさ見積とか工場見学とか段取りするわ。
見積もりは何が必要？」
「う～ん、取り敢えず図面がいる。
できるかできないか判断するから」
・・・電話が終わって思った事。
7年ぶりにいきなり電話して
ビジネスが、とかって。
どんだけ図々しいのか私（汗）
と思いつつ
それに乗ってくれる中国人（嬉＆驚）
有り難いな～
このスピード感が彼らの強みなんだろうな、と。
中国はやっぱり面白いな～と
思った次第です。
この後、図面確認し出来そうなので会いましょうと
なりましたので私は知り合いを送り込みました。
私はスケジュール合わずアテンドできず
ピックアップ等、日本で段取り中継のみ。
取り敢えず知り合いだけ行ってもらうと。
英語ができる知り合いの日本人と
中国語オンリーの総経理。
間に私。
いい組み合わせだな（笑）
その顛末が結構面白かったので
また続いて書いてみます。
（ちょっと間あくかもしれませんが（汗）
つづく。
