あなたはだいじなたからもの ～絵本で子育て　　　　　　　　　　　　　　ほるぷこども図書館～

みなさん、こんにちは。
２か月ぶり以上の更新になってしまいました。

会員の皆様はじめ、こちらに遊びに来て下さる方には大変失礼いたしました。

この期間、WESTさんのところは卒園、そして小学校への入学をし、我が家では年長へと進級しました。

あまりに色々なことがあり、、、と言い訳はやめときましょう。春ですしね。


今日は子供の成長について、私の娘について書いてみたいと思います。


あれは、2月の先生との面接の時でした。
我が家だけ特別、園長先生および主人も呼ばれて休日での特別な面接となりました。

母親なら、どうしたんだろう、何か問題でもと不安になりますよね。

実はわたしが以前こちらで書いた体調不良というのは、「うつ病」のことでした。
慣れない土地に引っ越して、なんとかここまで過ごしたものの、ある日がんばっていた
糸がぷつっと切れてしまったんです。

でも幸い、仕事をしていたため、重病とは言われつつも、このままお医者様の言い通り休んでいたら起き上がれなくなると考え、しっかりメイクをし、しっかりお洒落をして
仕事に向うことで、人からは気付かれずになんとかやってきました。

ただ、この１月、急な疲れが出て、ほぼ３週間ほど、たまに預かり保育にお願いする
ことがあったり、娘に事前に連絡もせずに、急に具合が悪くなったりすると、急な預かり保育になったりしたことが続きました。

そして2月の面接。
園長先生から、「子供が本来一番必要な母親への安心感を持っていない、愛情が確立されていないと」と言われ、ショックで涙が止まりませんでした。

理由は、急なお預かりとか少し遅れる時、普通のお子さんはじゃあ遊んでよう♪となるのに、娘は玄関先でずっと私をまっているから、というのです。
自分を生きづらくしている、子供らしくない、と言われました。
病気のことは伝えてあったので、それで主人も呼ばれたのでしょうね。

私は一生懸命、赤ちゃんのころから読み聞かせをし、親子の愛情の絆を深めてきましたと力説しました。　ただ、繊細、悪く言えば神経質なため、子育てが楽だったわけではありませんでした。でも、私なりに一生懸命、子供と向き合ってきました、と。

残念ながら、園長先生には、読み聞かせで親子の絆を・・・という概念はなかったようでしたが、その時の私はこのような仕事をしながらも信念がゆらぎ、自信を失い、母親失格で、皆さんに言葉を発することなどとてもできないと思い、涙が止まりませんでした。

数日間、信頼のおける仲間と教会のスクールカウンセラーの方と話すことで、親の自分が自信を持っていなくてどうする、子供んの力を信じなくてどうする？と思うようになりました。

そして、園長先生と担任の先生に再度面接をお願いしました。
たまたま担任の先生が迎えの時に出てこられ、お話があるそうですが、、、、と言われたので一気に私の思いを娘もいましたがぶちまけました。（かといって冷静にですよぉ）

「確かに私は不器用な母親です。それでも一生懸命絵本を通して、言葉と愛情を伝えてきたつもりです。そして先生方の言われるように、娘はすぐに誰とでもお友達になれるタイプではありません。慎重なんです。対人関係には時間がかかるんです。でも、それはこの子の持っている成長の時間なんです。先生方は来年の就学に向けて色々心配下さってのことだったとは思いますが、私はこの子の力を信じています。そして、この子の成長の時間を早めたりしたくもありませんし、末永く見守っていきたいと思っています。　（ちょっと宗教ちっくなので嫌いな方は飛ばして下さい）そして、娘は神様を本当に信じいています。神様から愛されている子です。何も心配はありません。私ももう揺らいだり、心配することはありません。とにかく、この子の持っている力を信じてついていくだけです」と

それから数週間後からでしょうか、娘が、降園後、○○ちゃんと遊びたいと、何人かの名前を言うようになりました。そして親子揃って、お手紙を書いて、遊びに来てもらったり、遊びに行ったり、お友達との輪が急に広がったんです。

もちろん成長段階でもあったのでしょう。でも私は、娘を信じているということが、しっかり娘に伝わったからこそ、ではないかとも思っています。

誰もが自分の時計を持っています。　周囲にその時間を合わせなくてもいいじゃないですか。誰かに迷惑がかからないかぎり。

親の仕事は待つこと、と何度かこちらでも書いてきましたし、あらゆるところでも言われています。

釘が出てても、引っこんでてもいいじゃないですか。

だって、その子だけの、この世でたった一人だけのために用意された人生なんですから。

どんなに親ばかになってもいい、自分の子供の力を信じる、そして伝える。

いつか巣立つまで、ずっとずっとずっと。


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