マイケル・ジャクソンの歌のメッセージ
マイケル・ジャクソンが亡くなって2ヶ月。 追悼式もネット中継で見ました。 1つの時代が終わってしまったと思いました。 追悼番組も見ましたが、だいたい流されるのは、スリラー(Thriller)、バッド(Bad)、 ビートイット(Beat It)、ビリージーン(Billie Jean ムーンウォークで有名)ですね。 特に、スリラー(Thriller)は、今までで一番良く売れたアルバムですから、仕方ないかなとも 思うのですが、ただ、それと、ムーンウォークなどダンスだけでは、 マイケル・ジャクソンを語る上で、足りないと思うのです。 マイケル・ジャクソンしか歌えないと思う歌、それは、メッセージ性の強い歌の数々です。 有名なウィーアーザワールド(We are the World) は、ライオネル・リッチーとの共作で、彼が作った歌です。 また、ヒールザワールド(Heal the World)に出て来るフレーズですが、「人類全体」と言っています。これは、マイケル・ジャクソンだからこそ作ることが出来た歌だと思う。 後半のアルバムになればなるほど、メッセージ性が強くなり、音楽をエンターティメントとして捉える人は、離れていったかもしれないけれど、そのメッセージ性の強さ、激しさに惹かれます。 彼の最後の10年間は、音楽そのものよりゴシップがらみの報道が多かった。 マイケルの音楽がリアルタイムでなかった人は、ゴシップがらみの人というイメージしかない 人もいると思います。 もし、マイケル・ジャクソンだから聞かないと思っている人がいたら、一度その先入観を 取り払って、下に挙げた曲を1曲でもいいから、聞いて欲しいです。 彼が、本気で訴えていることが伝わり、何か感じるものがあるはずです。 見ているのが、つらい映像もありますが、これが目を背けては いけない世界の現実なのかと思います。 英語が得意な人は、youtubeを見てみて下さい。 動画だけでも何を訴えたいか分かると思います。 ニコニコ動画は、和訳付きですが、登録が必要です。(無料) 今から14年前にリリースされたアルバム ヒストリー - HIStory に収録されています。 ●アース ソング(Earth Song) 環境破壊について歌った歌 14年も前にこの歌は作られました。 ニコニコ動画(Earth Song 日本語歌詞付)●ヒストリー(HIStory) 戦争について、人間について歌った歌 この歌が作られたのは、9・11テロの前です。 ニコニコ動画(HIStory 英語歌詞、日本語歌詞付)●ゼイ ドント ケア アバウト アス (They don't Care About Us) 人種差別について歌った歌 最後のリハーサル時の映像に流れていた歌です。 ブラジルバージョンと、こちらのprison(刑務所)バージョンが存在しますが、あえて刑務所バージョンを紹介したいと思います。 「暴力的」という理由で、放映禁止になりましたが、一度見て頂きたいです。 ニコニコ動画(They don't Care About Us 日本語歌詞付)