カテゴリ:ホテル
最近ホテルの話が多くなってロンドンのことを全然書いていないような・・・それで今回もホテルでの話。ホテルでお客様は神様と言うが、今の僕には日本人のお客様は神様である。
今働いているホテルは大まかに言うとビジネスホテル。決して日本で駅前とかにある格安ホテルの事を言っているわけではなく、ビジネス客を対象にしているホテルである。宴会場も14室あり、全てが会議に適しており、AV機器等が完備されている。市内から少し離れた場所に位置していて、静かな環境の中にあるので、まさに会議にもってこいの場所なのである。市内から離れている分、観光客にはちょっと不便なホテルである。よって日本人の観光客はあまり泊まりに来ない。7ヶ月経った今、僕が出会った日本人のお客はたったの10組程度。それだけ日本人に会うのは珍しい事なのである。今まであった日本人からいろいろな物を頂いた。雑誌、古新聞、カップラーメン、等等、日本では特に気にも止めない物であっても、日本を離れている人間にとってこれらはとっても貴重な物なのである。最近はロンドンでも日本の食品や書籍を簡単に手に入れられるようになったが、値段が日本の倍近くして、まだまだ高い。貧乏生活をしている僕にとってこれらは高価な物であってそう簡単に買えないのである。だから、泊まりに来る人から色々貰うと凄く感動してその人達が神様(大袈裟かな?)に思えてしまう。でもふと思ったのが、日本人って何でも日本から持ってくるんだなと。雑誌や新聞なら分かるが、カップラーメンやお米や梅干等まで持ってくるなんて。こんなんの日本人くらいだよ。お客からもらったカップラーメンを食べながら、ふと色々な事を考えてしまったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/10/23 04:08:16 AM
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