必需品でも無駄使い!?
今まで、貧乏生活の鉄則なるものを作ってみては、色々試してお金の節約をしてきた。タクシーを使わないとか、外食をなるべく控えるとか、他から見ると、ちょっと厳しすぎるなんじゃないかって思われてしまう位徹底してきた。もうこれ以上はしなくても良いかなって思うし、これ以上は節約出来ないと思う。しかし、新しいプロバイダーを探している時、まだまだ他にも節約する方法がある事に気が付いた。ロンドンで生活するにあたり、インターネット環境は自分の趣味として絶対に必要だ。これは、こっちに来る前から決めていた事だし、自分の夢でもあった。インターネットカフェに通うのではなく、自分の部屋で、ゆっくり出来る環境を作りたかった。自分の住む部屋が決まり次第、直ぐに電話回線とプロバイダーを開設したのだが、こっちに来て間もなかったし、仕事が始まってゆっくりする時間も無かったから、あまり値段を考えずに決めた。生活に必要なものだと考えていたから、今までノータッチだったし、値段も気にしていなかった。けど、実はそれが大きな落とし穴であり、一番無駄使いをしていた部分でもあったのだ。プロバイダーの値段はそんなに変わらないとして、問題は電話回線。インターネットを開設するのに、電話回線が必要になる。今BTに契約料(Line rental)を支払っているが、レンタル料は一番安いオプションで毎月10.5ポンドである。しかし、去年まで毎月17ポンド支払っていた。最初は税金やサービス料が上乗せされてるのかなって思ってたけど、契約書には税込みで10.5ポンド書いてある。気になって確認したところ、7ポンド余分に取っているのは、通話コールプランが上乗せされているかららしい。3ヶ月単位の限度額が決められていて、それを越えなければ、毎月7ポンドで通話が出来、余分な通話料金を払わずに済むのだ。いわゆるプリペイド方式と一緒である。ただこの通話料金の説明がどこにも記載されてないし、契約書に書かれてない。毎月10.5ポンドと言いなだが、ちゃっかり7ポンド取っているBTはいやらしいと思う。でも、レンタル料込みで17ポンドなら、まだ安いから問題はない。しかし、今年から何故か毎月の支払額が25ポンドに値上がったのだ。理由も分からず上げられてはたまったものでない。という事で今度は文句を言いにBTに連絡して理由を聞いたところ、1ヶ月の通話料がリミットを越えたので、値上がったと言うではないか。確かに電話を掛けたことがある。しかし僕の限度額は3ヶ月単位のはずだし、そんなに使った覚えもない。納得がいかず、再度文句を言ったところ、最近はそんなに電話を利用していないから、20ポンドまで下げてやるなんて言い出した。そもそもBTはに基準と言うものがないのだうか?限度額の説明も書かないし、5ポンドだけ下げる理由も分からない。毎月通話時間や料金を監視しているとは言うが、どうも信用出来ない。多分文句を言わなかったら、一生25ポンドのままだっと思う。ましてやこの先17ポンドまで下がる事は絶対にないと思うし・・・。こんないい加減なBTとおさらばしたいけど、、インターネットまで解約したくない。新しくプロバイダーを変えるにも電話回線が必要になる。途方に暮れていた時、同僚から電話のサービスプロバイダーを変えたらどうかと言われた。話によると、回線はBTのままで、通話プランを他の会社から選ぶという事らしい。紹介されたプロバイダーには、月額基本料はただで、後は自分が掛けた分だけ支払うという通話プランがあった。1分間の値段もBTより遥かに安くて良心的だ。ということは、もし1ヶ月電話を掛けなければ、BTにline rentlの10.5ポンドを支払うだけ済むし、毎月15ポンド、年間にして180ポンド(約36000円)も節約出来る訳だ。これは凄い!今まで電話=BTという安直な考えしか持っていなくて、本当に恥かしい。という訳で3月から新しいサービスが始まる。インターネット、電話サービスのプロバイダー共に以前より安くなる。今まで必需品だからと言う理由で何も考えていなかったけど、まだまだ節約の仕方があることを学んだ。