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2006.01.06
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カテゴリ:おじさん
電車の中というのは、非常に特別な空間である。

パーソナルスペースというものをご存知だろうか。簡単に言うと、「他人が近づくと不快に感じるスペース」とでも言おうか。
私の場合、人見知りなので(よくそれを隠すために、わざと開放的なキャラを演じたりもする)このスペースがかなり広い。
仕事中なんかに
「どれどれ…」
なんて、上司にパソコンでも覗き込まれようものなら、ノケゾリものである。
「はい、どうぞ!!」
と一気に、パソコンの前から「シャー!」(←足部分のコマが動く速度を表した)と椅子ごと移動である。

そんな私でも、否応なくこの「パーソナルスペース」を侵される場所がある。それが電車の中だ。

ここでは、通常接触するはずのない人間と出会う確率が非常に高い。
そしてその人の生活が、垣間見えてしまうことも多い。

数年前のこと・・・。
結構夜遅かったと思う。
車内は酔っ払いで充満していた。

「日本は徴兵制度を復活させなあかん!」

衝撃の発言である。
年の頃、60歳前後。
それにしても、彼は憲法第9条をなんと心得ているのか。

「だいたい今の若いもんは、たるんどる!」

たるんでいるのは、彼のTシャツだ。
夏の午後の私くらいたるんでいる。ダルダルのゆるゆるである。

「徴兵制度を復活させて、日本を鍛えなおし、戦争で戦ったらええねん!」

おじさんの熱弁はさらにヒートアップし、発言の過激さも増していく。
ドアの横に立っていた私だが、おじさんとの距離わずか1m。
ピンチなのだが、急に移動するのも何だかである。
危険だが、このまま聞いてないフリでこの場に留まるしかない。
特急だったため、おじさんの車内演説は、ノンストップで15分ほど続いた。

「なぁ、おねえちゃん聞いてるか!」

恐ろしいことに、おじさんは私に向かって、延々演説していたのだった。
自分では小柄だと思っているが就職活動の頃、なぜか自衛隊に勧誘された実績を持つ私である。

まさか徴兵されるのか!!








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Last updated  2006.01.06 12:05:30
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