|
カテゴリ:おじさん
前回話した、一年間本名を名乗らなかった人の話の続きである。
そもそも彼は、この講座を申し込むときから、本名を隠すことを決めていた。電話で申し込みをしたらしいのだが、そのとき突然を思いついた名前を、ペンネームにしたらしい。 「陸○生」 読みは「りく ○せい」。 この講座では、それぞれが書いた作品を、みんなで合評しあう形式を取っていた。自分の順番が来ると、合評の前週にクラスメイト全員に作品を配る。 一週間で作品を読んできて、翌週それぞれの感想を言い合うのだ。 問題なのは、欠席すると、次週の合評作品が読めないこと。 そうなると、授業に参加できなくなってしまうので、欠席者には、郵送で次週分の作品を送ることになっていた。 そういうわけで、クラスメイトたちは、お互いの住所録を配られていたのだが、そこにも彼は「陸○生」と記してあった。 年賀状や作品等、私たちも何度か彼に郵便物を送ったが、すべて宛名は「陸○生」。届かなかったという話は、一度も聞かなかった。 ってことは…… 表札にも。思いつきのペンネームを出してるってこと? ちなみに、彼が書いた作品は、主に「エロ小説」でした。 本人は、渡辺淳一バリの、一級文学作品だと信じているからたちが悪い。 辛口批評に定評があった私は、そこんところを、毎回滅多打ちにしていたので、嫌われていた。 次回は、私以外の若い女子(20代~30代の意)が、すべて受けたというセクハラ行為に関して、記述したいと思う。 っていうか、私だけがセクハラ行為を受けていない、ということも問題がないとは言えないか…。 追記:昨日のコメントで、彼のペンネームを公開する(命の覚悟を賭して)としたが、やはりどの方面から、捜索の手が伸びるか読めない逸材なので、一部「○」とさせていただきました。 勇気がなくて、ごめんなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[おじさん] カテゴリの最新記事
|
|