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2006.04.03
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カテゴリ:お兄さん
最近、犬の散歩をする公園に、新人のホームレスの人がいるらしい。

屋根があり、周りを低い塀で囲ってあるコーナーがあるのだが、そこのベンチを占拠し、荷物を置いて、家のようにしているらしい。

子どもたちも遊びに来るみんなの公園を、そんな風に「家」にしてしまうのは、迷惑なのだが、今のところ誰にも注意されず、そこに居座っているようだ。

年のころは30歳過ぎくらい。意外に若いので、「充分働き口もあるだろう」と、父などは怒っている。

で、昨日つくし(愛犬・柴犬)を散歩に行ったとき、その男に遭遇したのだ。
確かに家のように荷物が置かれ、雨上がりだったので、ご丁寧にシートまで掛けられていた。

当の本人は、ベンチに腰掛け、小屋の窓部分に肘を乗せてたそがれている。
同じく窓のふちに、小型のテープレコーダーだかラジオを置き、ジャズを流している。手元には本を開いていた。

噂に聞く、インテリホームレスか?!

メガネを掛けたその人は、父からの事前情報がなければ、至って休日の公園で安らぐ普通の人であった。
まさか、奥の荷物が彼のものだなんて、誰が想像するだろう。

この話をすると、母は
「みんなの公園なのに、自分のもんみたいに!!子どもも遊ばれへんし許せない!!」
とまたまた、熱い正義感を発揮した。
私に
「その小屋の中に入ってき」
と、まで言った。
「え~。話しかけられたりしたらどうするんよ」
「無視したらいいやん」
「なんなん、それ。中入ったら、コミュニケーション取りたいと思われるやん」
「だって、そのおっさんが、堂々とそこを独り占めするん嫌やんか!」


またしても、娘の危険省みずである。










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Last updated  2006.04.03 15:21:35
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