帰りの電車で、ちょっとだけ可哀相な人を見た。

お兄さんが、メールか何かしながら、動いてる電車の中を歩いていた。


♪ピロロロロ～～～～…
（突然、携帯が鳴った！）


と同時に、ブルブルした！！（多分）

ビックリしたお兄さん、思わず携帯を落とす！！！
（漫画みたいに、いったん手のひらで「おっとっと」とバウンドさせた挙句の惨劇）

慌てて、拾おうとしたら、バランス崩して、思いっきり蹴った！！！
（屈もうとした刹那、靴先で思いっきりキックしてた。携帯に向かって伸ばした手が寒かった）

携帯、めちゃ遠くまで、シャー！！っと滑っていった！！！
（踏んづけてしまう、という最悪の事態を免れたので、ホッとした）


携帯って、やっぱり大事なんだな。
お兄さんは、慌ててカーリングされた携帯を拾い、傷がないか丹念に調べていた。

傷の確認したって、きれいになるわけじゃないのにさ。
どうせなら、知らないほうがいいんじゃないのか？
そんなに、丹念に調べてどうする？
男の癖に、携帯の傷なんか、いちいちチェックしてんじゃね～よ！

「壊れてなければいいじゃないか」と思ってしまう、超無頓着アバウト人間アンセでした。
　←携帯電話落としたくない人に♪