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カテゴリ:母
先ほど、母から緊急連絡が入った。
「○○(近所の商店街の名前)に、八光おるで」 八光といえば、言わずと知れた八方師匠の息子である。 「なんで?」 「なんかの撮影みたい」 「写真撮ってきてよ」 「いやや、もう撮影終ったみたいやし」 どうやら、今すぐ来たら、八光が見れると連絡を寄越したらしい。(本日仕事休みの私) しかし、特筆すべきは、母の口調である。 さしたる興奮も感じさせず、淡々と状況を語っている。 「丹波屋の前くらいにおるから、急いで来たら見れるで」 重ねて誘うわりには 「私はもう帰るけど」 とそっけない。 八光が母に与える影響力が、どの程度のものか、はっきりした瞬間である。 「なかなか名前が思い出せんくて、やっと思い出したから電話してん」 と、半笑いで語る母からは、八光に対して、憧れや、芸能人としての価値を感じているとは到底思えない。 「八方やったら行くけど、八光やったらいいわ」 ↑ちなみに、わざわざ着替えて(完全に部屋着でくつろいでいたため)暑い中出て行くことを憂慮して、出した私の答えもこれである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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