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2006.08.21
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カテゴリ:
先ほど、母から緊急連絡が入った。

「○○(近所の商店街の名前)に、八光おるで」

八光といえば、言わずと知れた八方師匠の息子である。
「なんで?」
「なんかの撮影みたい」
「写真撮ってきてよ」
「いやや、もう撮影終ったみたいやし」

どうやら、今すぐ来たら、八光が見れると連絡を寄越したらしい。(本日仕事休みの私)
しかし、特筆すべきは、母の口調である。

さしたる興奮も感じさせず、淡々と状況を語っている。
「丹波屋の前くらいにおるから、急いで来たら見れるで」
重ねて誘うわりには
「私はもう帰るけど」
とそっけない。

八光が母に与える影響力が、どの程度のものか、はっきりした瞬間である。
「なかなか名前が思い出せんくて、やっと思い出したから電話してん」
と、半笑いで語る母からは、八光に対して、憧れや、芸能人としての価値を感じているとは到底思えない。

「八方やったら行くけど、八光やったらいいわ」

↑ちなみに、わざわざ着替えて(完全に部屋着でくつろいでいたため)暑い中出て行くことを憂慮して、出した私の答えもこれである。








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Last updated  2006.08.21 11:54:19
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