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カテゴリ:発見事項
数日前のこと。
急ぎの用事で、ヤマダ電機に向かっていた。 夜のこと。 道路の真ん中に、輝く靴が落ちていた。 いや、「置いてあった」という風情。 それは、きちんと自立しており道路に鎮座していた。 銀色のハイヒール(片方のみ)。 「うわ~!シンデレラの靴やん!!」 私のテンションは一気にあがった。 意味ありげに「置かれた」片方だけの靴。 ここにシンデレラが来たのか? 時間厳守で、あわてて帰ったのか? 車で? 道路を爆走…? とりあえず閉店までにヤマダ電機に行きたかったので、後ろ髪引かれる思いいっぱいでその場を走り去った。 帰りに写メしような!と気合を入れて。 帰り道…。 張り切って車を路肩に止め、携帯をカメラモードにした。 「空き缶やで…」 久々にガッカリした。 先ほどまで、シンデレラの靴が!キャッキャキャッキャ!と大騒ぎしていた気持ちが、一瞬にしてしぼんだ。 それは銀色の空き缶が、絶妙のバランスでクラッシュされたものだった。 空き缶。 空き缶! 空き缶!! シンデレラよ…いずこへ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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