アンディランディの徒然日記

夕方になって寒くなってきました
今夜は放射冷却がすごいのかな

明日はこの秋一番の寒さになると、お天気のニュースで言っていましたしね

さて
久しぶりに「本」の事を書こうかな・・・と思い立ちました

よしもとばななさんの本です


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元々、ばななさんの本は結構好きで読んでいますが
その中でも「世界旅行」のシリーズ（と言うのだったかな？）が好きで、このシリーズは本棚に残してありました

このシリーズの中の「バリ」を舞台に書かれた
「マリカ」と言う少女が出てくるお話を読んで
飛行機が大の苦手のランディが
マジでバリに行ったこともあるほどです（＾＾；）

挿絵になっている原ますみさんの絵も好きなんで、眺めているだけでも楽しいのです

さて
先日まで、母の闘病に付き添っていた時に思い出して読んでいたのが
そのシリーズの内の「虹」と言う本でした
（タヒチと日本での出来事を書いてます）

その主人公にあたる女性も母をなくしてしまうのです

書かれている内容は
別に介護や闘病ではないのだけども
何だか、とても読みたくなって本棚を漁って探して読みました

読んでいると
母をなくして孤独感に苛まれていく、主人公のエイコの気持ちとシンクロしてしまう事が多かった気がしています

もう何度も再読しているはずなのに
まだまだ、涙してしまうシーンもありました

ふと
自分では気が付かないところで
脳が覚えていて、頭の中の引き出しから情報を教えてくれたのかも知れませんね


そのばななさんの本で「すばらしい日々」と言うのが出ています
内容は親の看取りについて。

ランディも
母の死期が迫っていた頃のメモなどをみると、この本とちょっとシンクロした感じになります

ばななさんの語り口（書き方）は、本当にするすると読めてしまう
そのくせ、心にじいんとくる
本当にすごい作家さんだなぁと思います


ランディ自身
まだ少し
頭の片隅が起動していないような日々を過ごしていますし

こうやって
少しずつ、心やモノの「後始末」をしている感じなのかも知れないですね