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Dec 27, 2004
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カテゴリ:旅行記
まず、始めに。

これは27日付けの日記ですが、ただ今、イギリス時間12/28のPM11:55です。

昨日(27日)、Yorkから帰ってきたのですが、やはり予想通りの電車トラブルに遭遇し、心身ともに疲労していたため、日記を更新できず。。

でも、もう回復したので、これから頑張って更新しますぞ。

・・・というわけで、

行ってきました!Yorkへ。

総評として、
host family、とっても温かい人達でした。駅で、お互いを発見した時に、何故か、懐かしいような気分に。思わず「久しぶり!」と言って、hugしたくなってしまうような。恐らく、年齢が私の両親と同じくらいか、ちょっと上か、だったからかな。


イギリスのクリスマス、これは本当に家族の為にある日ですね。日本の「カップルで高級レストランを予約してディナー」「家族でケンタッキーフライドチキン(これはBが日本のクリスマスを表す時によっく使ってた表現)」なんていうものとは180度の違いです。

Yorkの街並み、私、ここ気に入りました!とても小さな都市なので、おそらく2,3日で全てを見て周れると思いますが、小さな路地にお店が並び、そのショーウィンドーを眺めながらの街歩きは最高です。

さてさて、それでは時間を追って、詳しく紹介していきまぁす。

まず1日目:

出発前、キッチンにてBに遭遇。「Behave well, Be nice!」と、子供のようにたしなめられてから寮を出た私。。そんなこと言われなくたってわかってるってと思いつつも、「Yes,I will」と答えてしまった自分が情けない。。

気を取り直して、駅へ。さて、果たして電車は来るのだろうか?と不安を抱えながら待つこと3分遅れで電車到着。3分くらいの遅れ、この国では当然の許容範囲であります。

私の住んでいるところからYorkまで電車で約3時間の旅。無事に乗ることができたし、もう大丈夫だろうと思っていたら、、

Birmingham New Streetという駅で、20分の停車。これは何か不吉な予感。。と思っていたら、電車が逆方向に動き出すではありませんか!ええぇっ!?何で、また来た道を戻るの?しかも電車はぐんぐんスピードを上げていく・・

あっ、そうか。
まず、私の町からBirmingham NSは地図上で言うと、左斜め上方向。そして目的地のYorkは右斜め上方向。
つまり、電車はいったん違う方向に行ってから、少し戻って最終目的地の方向に向かったのであります。
こんなの、日本じゃ、経験してなかったから。。
電車は目的地に向けて絶えず同じ方角で進むものだと思い込んでいた。
またしても、これまでの概念をイギリスのシステムに塗り替えられた一面でした。

うたた寝をしつつ、窓の外に目をやると、羊、馬などの姿が見え、とてものどか。もうかなり北の方に来ているはずなのに、一向に雪は見えず。勝手に雪景色を想像していたが、どうやら雪は降っていない模様。

無事に目的地、Yorkに到着。駅構内はとても広く、趣のある作り。host familyはどこかと気にしながらway out(出口)の表示の方へ。すると、前方から見るからに人のよさそうなご夫婦が二人。「○○○(私の名前)?」と聞かれ、やった!stay先の家族にもすぐに会うことができました。
電車の旅はどうだった?などの話をしつつ、host mother(以降mom)に駅の造りについて尋ねると、これはVictoria調のものだと。柱にちょっとしたデザインがしてあったり、ほんととても素敵な駅です。

車に乗って、お家へ。途中、York市内をちらりと車中から観光。ガイドブックに載っていた城壁が見えた見えた。昔、Yorkはバイキングやローマ帝国などからの侵略が絶えず、それらの侵略から守るために街は城壁で囲まれていたのだそう。それが今でもいたる所に残っています。城壁の上は歩けるようになっていて、ぐるりと歩くと45分ほどかかるそう。

さて、景色はがらりと変わり、よく言えば、のどかな風景に。逆に言うと、何もない。見渡す限りの農場。

そうすること40分程で、お家に到着。
お家の中に入って、一番最初に思ったこと、

「またか・・」

何故か私は前から、host familyの人柄には恵まれているが、どうも、あまりきれい好きではないお宅にお邪魔することが多い。
ぶっちゃけ、一度も「将来、家を建てるとしたらこんな風にしたい」とか、「この部屋のファブリックいいな」など将来の参考にできるようなお宅に一度もステイしたことがない。。
皆さんはどう?

さて、今回もサバイバルするか、と心に決め、とりあえず、荷物の整理をしてリビングへ。

出発前に今日(24日)は、村を歩いて周ると聞いていたのだが、ここで、その目的が判明。

何と、私、聖歌隊(carol singers)の一員に!

このステイ先のご夫婦はとても敬虔なるキリスト教徒。昔からクリスマス前に村の一軒一軒を地元の人達とキャロルを歌って周り、そこで得た寄付金を教会に寄付しているとのこと。

そして、今夜その聖歌隊に私も連れてってくれると。

・・・でも、私、辛うじて知っているのは、「silent night holy night」だけだし、キリスト教徒でもないし、こんな何の知識もない者が参加してもいいのか?と聞くと、momが、「Never mind!」と。
*このhost motherかなり寛容的な方。そして、Never mind!が彼女の口癖だということが後に判明。

とにかく、今夜は寒い中歩かなくてはならないからできる限りあったかくして外にでるようにと言われ、夕食を終えてから仕度をして外へ。

車で住宅街になっている場所まで移動し、外に出るともう地元の人達が始めている様子。momが走ってその人達の輪に入り、私もつられてそこへ。家を出る前に、聖歌の詩を渡されていたので、どの曲を歌っているのか探したが、探しているうちに終了。次のお宅へ。

momが歌う度にどの曲なのか詩を指して教えてくれるので、回数を増すごとに自然と口ずさめるように。メロディは簡単だけど、詩の内容は理解できない言葉がたくさん。キリストの誕生を祝ってるってことだけ辛うじて理解できた。

1時間が経過したところで、「momが今からhallで休憩するよ」と。
hallというので、公共施設、言うなら公民館みたいなところに行くのかと思ったら、そこは立派な「洋館」という言葉がふさわしい、お宅。
辞書で調べたらhall=(British English) a large country house(田舎の大邸宅)
「こんなところに本当に住んでいる人がいるんだぁ」とイギリスの金持ちの生活を目の当たりにした瞬間でした。
玄関を入ると、軽く、3組はワルツをぶつからず踊れそうな程の広さがあり、そこにはもうワインやらミンスパイなどが準備されていました。

ここで、私、新たなお酒との出会いが。。
それは、シェリー酒。
以前、「Tio PE PE」(ティオペペ)という名前のシェリーを友人に勧められ飲んだのですが、これがかなりドライで好きになれず。。

今回、ボトルにはその名前が書かれていなかったので、トライすることに。そうしたら、おいすぃー!
気付いたら、3杯もお代わりしてました。知らない人の家で。。

さて、お酒のお陰で身体もあったまり、テンションも上がり、また聖歌隊出動。
だんだん慣れてきたので、volumeも上げて熱唱。(すっかり、ニセキリスト教徒)

残念なことに、せっかく歌ってもドアも開けず無視を貫いているお宅も何軒かあり。これは、日本でも同じですね。昨今、こういった伝統行事的なものがどんどん薄れていっているのは、お祭り好きな私にとっても寂しい限りです。

時間が経過するにつれて、地元の人達も見ず知らずのアジア人に慣れてきたのか、話かけてきてくれたのですが、、
どうも、言っていることがいまいちよく分からない。。
これは、後で分かったのですが、YorkにはYorkshire訛りが存在し、アクセントも大きく違うとのこと。

ここで教えてもらったYorkshire訛りレッスン:

What's tha doing? -Nout.
=What are you doing? -Nothing.

Is it thine? =Is it yours?

何と、この地域では、昔の文学小説や聖書に出てくるthy, thouなどyouを表す言葉を今でも使っているそう。これには驚きました。
そして、Yorkshire訛りは、多くスカンジナビア半島の言語に影響を受けているとのこと。これはバイキングの侵略が大きく関わっているそうです。

ようやく、最後の一軒を終え、気付いたら3時間が経過。さすがに手足の感覚は無くなり、あっついお風呂に入りたい!と思ったが、ちらっとのぞいたバスルームはお湯が出るのかさえ微妙な作りだったことを思い出し、心まで寒くなってしまった。

こっちはお邪魔させてもらっている身だ、そんなことを思ったら罰が当たると、これはいかにも日本の仏教的な考えに基づき、ありがたく思う心を忘れずに過ごそうと心に誓い寝床へ。そして1日目終了。

2日目:

Happy Christmas!
dadが昨日とは一変、ネクタイをして、握手を求めてきました。
そうか、今日は神聖なる日ですからね。
momともあいさつを交わし、朝食を。
その後、present time!
何と、momとdadがプレゼントを用意してくれていました。
ありがとう!
私も用意していたものをプレゼント。

今日は朝からとてもいい天気。sunshineが見えますぞ。
なので、外に出て、家の周りをぱちり。
view1
house
↑お家の前に大きく枝を張っている木はマグノリアの木だそう。毎年春にきれいな花を咲かせると。前からマグノリアの花って見てみたかったんだよね。。

さて、今日はまず、christmas service(クリスマス礼拝)に参加するため隣村の教会へ。
ここで、またcarolを歌うことに。任せて!昨日3時間も歌ったから、さすがにメロディ覚えちゃいました。ということで、またもや熱唱。

そして、礼拝も終盤に差し掛かった頃、一人一人前に出て、パン=キリストの身体を表す、ワイン=キリストの血を表すを神父さんから頂くことに。これは成人した者だけが受けるそうで、子供達は前に出て、神父さんに頭をなでてもらい、幸せが訪れるよう祈願してもらいます。
私は、キリスト教徒ではないので、一応前には出ましが、子供達のように頭をなでてもらうのみにして、なんだか不思議な気持ちに。。日蓮さん、今までさんざんお願いごとを初詣の際にしていたのに、浮気してごめんなさい。

礼拝を済ませ、お次は娘さんの住むLeedsへ。今日(25日)は娘さんのお宅でクリスマスパーティーなのだ。

途中、dadのご両親(94歳)のところへあいさつに。dadの妹さんがご両親と住んでいるそう。このお宅がとっても素敵!
そして、ここでも私の為にプレゼントが用意されており、とても恐縮。

さて、娘さんのお家に辿り着き、皆が私達をお出迎え。メンバーは、娘さん、娘さんの旦那さん、旦那さんのお母さんとおじいちゃんといとこ。

軽食をつまんだ後、お腹を空かせるために歩きに行こう!ということになり、車で近くまで移動。

こんな風に、クリスマスの日やBoxing Dayに歩きに行くことはどのお宅でもよくするそうです。
walk
walk2

私達が歩いたところは、これまた超お金持ちの邸宅の一部らしく、目の前に↑のような建物が。ここのように、大邸宅が庭の一部を地元人のwalkingの為に開放しているのはこの国ではよくあるそうです。

・・・とこの続きは次の日記で紹介します。

引き続きYork滞在記その2でお楽しみ下さい。





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最終更新日  Dec 29, 2004 12:37:19 PM
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