\部長ぉ~ 頭のズラがぁ~ ズレてますぅ/
「しんふぉにー?」
ワインボトルの裏ラベルに書かれた英語を
たどたどしく読むと、飛び込んできた文字。
どうやら、品種の名前らしい。
もともとカリフォルニアワインはあまり飲む方ではないけれど
過去に勉強したカリフォルニアワインに使われる品種の中に
思い当たるものはない・・・。
裏ラベルには
グルナッシュ・グリとマスカット・オブ・アレキサンドリアを
かけ合わせたものと書かれている。
調べると、シンフォニー種は
1948年にカリフォルニア大学のデイヴィス校(※1)で
作られた品種(画像)。
生産者は「アイアンストーン・ヴィンヤーズ」。
前身(ジョン・カウツ・ファーム)は1948年に設立され、
アイアンストーン・ヴィンヤーズとしての設立は、1989年。
アメリカ・カリフォルニアのワイン産地シエラ・フットヒルズにあります。
カリフォルニア拡大図
シエラ・フットヒルズは19世紀、ゴールドラッシュの中心地だった地域。
そのシエラ・フットヒルズの中でもワイナリーが位置しているのは、
海抜690mから780mのブドウ栽培適地の町、マーフィー。
(上記地図、ワイナリーの黄色いポチの場所)
ワイナリーは歴史あるゴールドラッシュの町らしいたたずまい。
世界最大級のゴールドリーフが展示される博物館や
ジュエリー専門店などもあるリッチなワイナリー。
貯蔵庫は、岩盤をくりぬいて造られ、1年中一定温度。
さて
お初にお手合わせのシンフォニー種はお味は?!
以下詳細情報。
●OBSESSION SYMPHONY
(オブセッション・シンフォニー)
収穫年:2010年
生産国:アメリカ(カリフォルニア)
生産地:シエラ・フットヒルズ
生産者:アイアンストーン・ヴィンヤーズ
輸入元:(株)モトックス
購入店:丸井今井札幌(セール)
購入価格:840円
アルコール:12.5%
ブドウ品種:シンフォニー100%
色:輝きあるゴールドがかった澄んだ黄色。
粘性~ 中
香り:白桃、プリンスメロン、ライチ、洋ナシ、ライム、アカシアやミモザといった白~黄色の小さな花。
少し苦みを伴うようなハーブ。
白~黄色系の花や完熟した白系果実の華やかな香り。化粧石鹸を思わせるほど。
味わい:なめらかな口当たり。やや辛口で、ライト寄りのミディアムボディ。
完熟した洋ナシの甘味を伴う果実味。
ただ最初は甘味を感じても、酸が豊富なため、甘味を洗い流し、後味にベタベタした甘さが全く残らない。
途中にライムの皮のような、ほんのりと心地のいい苦みも。
フレッシュ&フルーティで何も考えずに楽しめるワイン。
アタックに感じる甘さは、ワイン初心者の方には好まれそう。
イタリアの泡ワイン、プロセッコが好きな方には
共通する味のニュアンスがあるので、おススメ。
合わせたのは、海鮮あんかけ焼きそば。
帆立ダシのきいた、ほんのり甘さのあるあんと
カリッと焼いた香ばしい焼きそばの風味にピッタリ!
具材のホタテやエビとも好相性。
他にはキノコのクリームオムレツ。
特別ピッタリというワケではないけれど、
バターの風味を3まわりくらいふくらませてくれ、相性は良し。
このタイプのワインには、
やはり中華料理か、スパイスのきいたタイ料理系統が合いそう。
カレーにも意外といいかも。
甘めのワインがお好きな方も、辛口がお好きな方も
両方が楽しめる、食前酒にも楽しいワイン。
ちなみに楽天ではこちらで購入可能。
¥1,029(税込)
※1カリフォルニア大学のデイヴィス校~カリフォルニア州デービス市に本部を置くアメリカ合衆国の州立大学。
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