ん?
いやいや、確かに今日は白だけども、そこまで言わなくても…
ルイージがエスカレートしないうちに、さぁーて、いきますか!
今日から人気ブログランキングにも参加したことだし、
はりきって
今年2つめのワインコメント。
はりきる割にコメント
どんどんたまっているので、コレは去年12/13に飲んだもの。
得意技
姉男の白ワインのお得意と言えば、
スペインの高貴な白ワイン品種「ヴェルデホ」のもの。
トロピカルフルーツとユリの花のような香り、グリーンハーブのニュアンスが
野菜料理にピッタリの大好きなワイン
過去のブログでも色々なヴェルデホ種のワインを紹介しているけど、
この日(12/13)も野菜を食べるので、このワイン。
siete siete 77
(シエテ・シエテ 77)
スペインのカテゴリを見ていただくと
過去に飲んだヴェルデホ種のワインがアリマス
コチラ
ヴェルデホ種のワイン、世界の銘譲地と言ったら
何といってもスペインのルエダ地方!
(スペイン2大白ワイン産地のひとつ)
ルエダ地方はここ
ここは、スペインの北西部の内陸部に位置し、
平均標高700~800mの高地に広がる平野。
深い雪に包まれる長く厳しい冬、遅霜の降りる短い春、
時折嵐の来る非常に暑く乾燥した夏と、四季を通して寒暖の差が激しい地域。
もちろん、DO(原産地呼称)もルエダ。
この土地でできる、ヴェルデホ、ソーヴィニヨン・ブラン、
パロミノ、ビウラといった白ワイン用品種を使い、
ヴェルデホ種50%以上配合の白ワインだけが、
「ルエダ」と名乗れます。
(ちなみにさらに厳密な「DOルエダ・ヴェルデホ」と名乗るには
ヴェルデホ種を85%以上使わなければいけない、
という決まりアリ)
ふ~ん
生産ワイナリーはラ・ソテラーニャ。
2006年に初リリースをした新星ワイナリーもかかわらず、
国内外より高評価を集め、ルエダの歴史を変えたと言われるワイナリー。
それもそのはず。
このワイナリーは
ルエダ地方で専門家として認められているワインメーカー、
ワインビジネスマン、醸造家などの
多角的な視野を持つ5名のオーナーが集まり始まった、
志の高いワイナリーなんです。
醸造にあたるのは
ルエダ産白ワインのスペシャリスト、ホセ・ロレンソ氏。
そしてスペインで有名な醸造家であり、
生産量の95%が地元で消費されてしまうという空前の人気を誇るワイナリー"ヴェガ・デ・ラ・レイナ"のディレクター、アニパル・アセンシオ氏。
アニバル・アセンシオ氏(左)ホセ・ロレンソ氏(右)
ラ・ソテラーニャ社のモットーは
『ルエダの品質と名誉のため、
独自の理想的なヴェルデホワインを造る!!』
そんな志どおり、高品質なワインは
スペインのソムリエ協会から「ベスト・ルエダ・ワイン」にも選ばれています。
ちなみにスペイン現地でのボトルは中身は同じでも
日本発売のものと違いマス
現地のシエテ・シエテ 77
以下詳細
●siete siete 77
(シエテ・シエテ 77)
収穫年:2011年
生産国:スペイン
生産地:DOルエダ
(ルエダ地方セゴビア県オルメド村)
生産者:ラ・ソテラーニャ社
輸入元:三国ワイン(株)
購入店:大丸札幌店(秋のワインフェア)
購入価格:1186円
アルコール:13%
ブドウ品種:ヴェルデホ60%、ビウラ40%
(樹齢20年)
色:輝きあるゴールドがかった淡い黄色。
粘性~中。
香り:パイナップル、ペリカンマンゴー、黄桃、洋梨。
クルミの殻やピスタチオの殻、やや茶色のハーブやスパイス、ミネラルなど。
黄色系の南国系フルーツの甘やかな香が中心
味わい:オイル状に近い、ゆるりとした口あたり。
ミディアムボディの辛口。
少し黄桃の缶詰のシロップを薄めたような、ほの甘さある洋梨系の果実味。
その後からすぐに、ほんのり心地のイイ苦み。
酸は鋭くないが、太く面状に全体を覆い、甘味の広がりすぎをしっかり囲うもの。
甘→苦→酸と順に現れ、ストーリー性のある味わい。
ヴェルデホらしい、ゆったりと懐の深い味が広がる雰囲気。
バランスがよく、一口で個性的な分かりやすさは感じなくても、
自然と杯が進み、食事の邪魔にならない合わせやすさ、ゆったり感が魅力。
経験をつんだ名脇役のような味わい。
合わせはやはり、
このヴェルデホ種のワインに合わせるとピッタリのローストチキン!
ほかに長いもの素揚げ、ピーマンとキャベツの塩麹ゆず風味炒め。
塩味やダシ風味の、素材の旨みとシンプルな味付けのものには
相性がとってもいい。
この価格で(ヴェルデホの配合が60%にも関わらず)、
ヴェルデホらしい味わいが感じられるコスパの高いワイン!
同価格帯のものより数段上の味わいなので、
手軽に試せて気兼ねなく飲める、食事に重宝なワイン。
おまえは僕の宝だよ~
ガウッ
足跡がわりにぽちぽちっとどぞお願いします