Hodさんの快適生活

最近ふざけた投稿をしている若い子の多いことに驚き！
学校だ、所属している組織、会社だと大騒ぎしているけれど、
結局は親の躾がなってないから！

便利な世の中の弊害なのかもしれない。
私達の親の世代は家に電話がない家庭も多かった。
その頃はよその家に電話を借りに行くか、電報、手紙というツールを利用。
私達の世代は、友人、恋人、知人の家に電話をし、電話を受ける事で
相手の親や年配者がまず電話を取った場合のマナー、敬語、常識を覚える！
ということを全身に叩き込まれた。
そうでないと、後から家族に（逆もあるわけで。。）
「礼儀正しい子ね」「何なのあの言葉づかいはどんな子と付き合ってるの？」
時間によると、父親が出て「一体何時だと思ってるんだ？」なぁんてね。
本当に気を使い、言葉遣いや、相手のお宅に迷惑にならない時間とか
必然的に常識が身についていく。

訪問する場合でも、必ず相手の親、もしくは年上の人が出てくる時に備え
身だしなみは大丈夫か？
時間帯によっての文言やら、手土産はどれがいいか？
社会に出て即戦力になるような、マナーが次第に磨かれていく。

で、母親達も鋭くて。。。電話の声を聞いただけで
相手の性格やら、特徴をズバリ言い当てて。。ドッキリした事も。

でも、社会に出てその厳しい指導がどれほど役に立ったか。。。
毎日の生活の中での母親の躾の厳しさと指導。。。
逃げ出したいと思うことも多かったけれど、今は感謝しかない。

鉄は熱いうちに打って、諦めることなく何度も軌道修正してくれるのは
親の熱い、熱い愛情と神様から預かった子供だから、
一人前の社会人、その後出会う人との幸せな生活を望むからこその指導。

今自分が母親になり、改めて凄い親だったと思う。
母が口癖のように、
「自分の子育てが正しかったかどうかは、あなたの子供が成人した時にわかる」
と言っていて、若い頃は
「ふぅ～ん、そうなの？私で十分結果が出てるんじゃ？」
なんて茶化していたけれど。。。
子供が成人した時（亡くなる前）
「私の子育ては間違ってなかった」の一言を聞いてホッとした事を思い出す。

確かに我が子だけの世界じゃないし、色んな環境の子達との付き合いの中で、
正しいと思っても、貫く強さを持たせることの難しさを痛感した日々。

我が家もその攻防が何度も、何度も。。。ただ、私も頑固者だから
「駄目なものは駄目！今、あなたが理解しなくても、貫く強さを持て！」と。
八重の桜流に言うと「ならぬものは、ならぬのです」なんだけど。。。
子供にしてみると貫くのは相当な葛藤があったようで。。

それでも、特に娘においては、
これから結婚や婚家との付き合い、出産、公園デビュー、ママ友と
もっと、もっと自分をしっかり持たないと難しい局面は数知れず。。。

たかだか十代の学生相手に親が負けていたら、とんでもない事になる。
たまたま夫とも価値観の一致があったおかげで
私に反発する場合は、夫がじっくりと話を聞きながら説得。
その場では不服そうでも、一つ何かを学び取ると成長し、
押したり、引いたり、本当に試行錯誤しながらの連続だったけれど、
ある時を境に今までの事が、水を吸うごとく吸収できるらしく。。。
まず、第一関門突破といったところ。


続きます。