Hodさんの快適生活

昨日は最近更年期障害の症状がひどくなっている友人が訪ねてきた。
私の症状が落ち着くのと入れ替わるように、彼女の症状は急下降。。
今は耳鳴り、不眠、動悸、めまい、イライラetc。。（ここには書けないくらい）
何より何にもしたくない！というのが一番辛いらしい。。。（わかるよぉ～）

電話の先で涙声の彼女。
「そっちに行こうか？それともこちらに来る？
　あなたの好きな美味しいものでも作るよ」
って言ったら、来るというので彼女が大好きなサーモンのパスタと
温野菜サラダに作っておいた桃のコンポートを準備。

不眠が続く彼女が、疲れた顔してやってきたのはお昼近く。
やはり精神的にも不安定（ホルモンのせい）なもんだから涙目で
辛い症状や、なかなかわかってもらえないその辛さを切々と訴える。
更年期って症状もその強弱も、本当に人それぞれ。。。

同じ女性なのに
「え？私のはそんなに酷くないから。。大変ね」とか
「それって更年期じゃないんじゃないの？」等々。。心無い言葉を発する人もいる。
元気な時なら、それこそ倍返しの返しができるけど、
自分も訳がわからず混沌とした心と体を持て余している上、
ちょっとした言葉や態度に、いつも以上に敏感になり落ち込む時に、
周囲に理解してもらえないという孤独感を味わったら。。。
彼女の辛さや痛みは、ヒリヒリするほど伝わってくる。

家事をする気になれないという彼女に、やりたくないならやらなくても大丈夫！
何もする気が起きずに、一日中寝てる時もあるというので、
夜眠れないなら、日中に寝るしかないでしょ？寝ていいよ。と肯定。
料理さえしたくないから、旦那さんが帰宅する前が一番憂鬱。って。。

旦那さんが好き、嫌いじゃなく、夕方・夜イコール料理という
長年の習慣が憂鬱の原因なんだったら、今は手作りじゃなくても、
上手に利用すれば大丈夫なものもあるし、
自分も何か食べなきゃもっと体がおかしくなるから、
そこは市販のものや出前を上手に使うのもありじゃない？と言ってみると。。
でもね。。家族の為に仕事してくれる主人に申し訳ないって。。
そんな気持ちがあるなら、気分のいい時にご主人の大好物オンパレードにすれば？

元々が一生懸命頑張る彼女だけに、どれも否定せずにいたら
だんだん落ち着いてきたので食事をし、
もっともっと深い腹の底にある思いを吐き出させると
顔色もよくなりようやく笑顔が。。

皆それぞれが完璧じゃなくても、日々頑張ってきたんだし、
更年期はホルモンの最後のあがきであり、断末魔のひと暴れと思って、
「ごめんね～、今ホルモンが悪さしてしんどいのぉ～」
くらいの気持ちで乗り切れば、いつかは私のように元気になってくるよ！
あの頃の私を見て今を想像できる？というと「本当だ！」って。。
エネルギッシュな私が、どん底の体調、心の状態を知っているだけに
説得力があったようで。。。

片づけをしている間、ソファで寝息をたてる彼女を見るといとおしくなって。。
ゆっくり休めばいいよ！とそのままにし、帰るときには夜のおかずをお裾分けし、
来たときよりは軽い足取りの彼女を見送ったのでした。

午前中も電話があり、少しやる気がおきたと言って、
昨日よりは元気な声を出していたので一安心。

私は医者じゃないから、
友人として彼女が元気になるようなエールを送るしかできないけれど、
同じ女として更年期という大変な時期を、気持ちで支え合えたら！と思う。
友人・友人でないは関係なく同じ女同士として、
思いやりをもって支え合うという心が大事な気がしてならないけれど、
なかなかね。。。

彼女は生まれも育ちも関東で、友人も仕事仲間も多数いる人なのに、
分かち合える人が少ないと。。。
信頼していたと思っていたら、更年期障害で心無い言葉を投げかけられた。。と
でもね、そう感じるのもホルモンの影響もあるから、右から左に流して、
そんな時は自分が楽しくなる音楽や映画でも見て、
泣いたり笑ったりすることね！とアドバイス。
中にはどう対処していいかわからずに、思わず口にするって人もいるから。。
と今朝の電話で付け加えたら、そうだね！と元気な声が。

しんどければ又遊びにくればいいよ。
一足先に経験したことだからドンと胸を貸してあげるよ！と言うと、
「うん！」と嬉しそうな彼女の声を聞きとりあえずホッ！

ホルモンの最後のあがきかぁ。。でも、それがなくなれば。。。？
おじさんのようなおばさんになっちゃう？

いやいやいやいや。。。
そこだけは、女らしさは忘れてはならないなぁ。。。
更年期を境に又どんなふうになっていくんだろう？
今朝はそんなことを考えました。


昨日はバックにシンギングボウルを流していました。
深い睡眠が欲しい時に、これを流すと効果抜群！
今はメディテーションの時に使います。