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2005年11月17日
カテゴリ：今日の出来事
昨日は、夫と私の出会い記念日でした（＾－＾）
早いもので、夫との付き合いは、もう１０年以上にも なりました。 私の大切な家族であり、大切な友達でもあります。 独身の頃は、ほとんど喧嘩もしたことがなかったのです。 喧嘩しそうになっても、家に帰って自分１人で考えていると 自分の悪かった部分を冷静に見つめることができ、悪いと 感じたことは、反省し素直に謝っていました。 だから、大きい喧嘩に発展したことなどなかったのです。 結婚してから、喧嘩をするようになりました。 同じ家の中にいるし、腹が立ってイライラした感情が くすぶっていても、逃げ場がなく、感情が高まったままでは 寝ることすらできず、朝を迎えることもありました。 彼は、喧嘩して話が堂々巡りになってくると、埒があかないと 思って、今日はここでやめよう、明日話し合おう！という人です。 私は、よほどひどいことを言われない限り、喧嘩しても 結構冷静でいられるので、どちらかというと、お互いの思いを 吐き出して、それから話し合って解決してスッキリ 仲直りするタイプなんです。 だから、私達が喧嘩するともうダメです。 ほとんどが翌日に持ち越してしまうんです。 そして私は寝不足です。 実家に帰ろうと何度も思いましたが、親に心配かけたくないと 我慢していました。 明らかに彼が悪いと思う時は、反省してもらいたいという 気持ちも手伝って、私はいつまでもプリプリと怒って いたりもしますが、怒りの感情を抱いているって本当に 疲れるので、そう長続きはしません。 だから、比較的元に戻りやすいのだと思います。 そんな私達ですが、結婚して一度だけ大きな危機が訪れました。 私は実家に帰り離婚を覚悟していました。 彼の気持ちがわからなくなってしまい、自分の信じてきたことも 一緒に育んできたと思っていたことも、全てが幻のように思え とても辛い時期でした。 二人の最後の旅行にしようと思っていた旅行で 一面に光輝く大海原に心を奪われ、お互いにわだかまっていた 気持ちを旅の間だけは保留にしようと、旅を楽しむことにしました。 そうして改めて相手と向き合った時に、今までは遠慮して 素直に言えなかったことや、鬱積していた感情なども 隠すことなく彼に話をしたのです。 どうせ、こういう答えが返ってくるだろう…と思いこんで 話さずにいたことも沢山ありました。 私のひねくれた想像とは全く違った答えが返ってきて その時の彼は、私が信頼し心から好きだと思った 彼そのままでした。 旅から戻った後、すぐに変わることができませんでしたが その旅での話し合いがキッカケで、お互いに素直に気持ちを 伝えるようになりました。 そして思い込みや誤解がかなりあったこと、口に出さなかった だけで私のことを、とても思いやってくれていたことに 気づくことが出来ました。 それから二人の関係も、変化していきました。 私は、また元の二人の住まいに戻り、それからは不思議と どんなに喧嘩しても、「離婚」の二文字が頭をよぎることは なくなりました。 あれから幾度も季節が変わり、色々なことがありました。 でも、今の私には彼はかけがいのない、愛すべき夫であり 私のソウルメイトだと思っています。 この先もずっと記念日を迎えるたびに、彼と出会えて良かった。 出会わせてくれて、ありがとうと心から思えることに感謝したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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