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テーマ:おすすめ映画(4070)
カテゴリ:映画
先日、 「博士の愛した数式」を観て来ました。 決して派手ではありませんが、深~く心に染み込む映画でした。 人は皆、心の中に、 多かれ少なかれ孤独や哀しみを持って生きている。 そして、その孤独や哀しみを癒してくれるのもまた、 人の心なんですよね。 e^(iπ)=-1 から 、 e^(iπ)+1=0 への変化。 これが、この映画のテーマだったのかなぁと感じました。 無秩序なものに1をプラスすると0になるという オイラーの公式、e^(iπ)+1=0 博士を始め、家政婦の杏子やその息子√(ルート)、 そして博士の義姉の心が、 この+1(人の心)によって 癒されていく・・・。 博士にとっての+1は、 杏子やルートの、博士を想う温かくて優しい心であり、 杏子やルートにとっての+1は、 博士の純粋な心だったのかなぁ。 そして、心を堅く閉ざしてしまった義姉にとっての+1・・・ それは、博士、杏子、ルート、3人の温かくて優しい心の交流が、 彼女の心をも溶かす+1になっていったのですねぇ・・・。 映画の最後の、ウィリアム・ブレイクの詩が とても印象的で、この作品をより深く感じることができました。 一粒の砂に世界を見る 一輪の野の花に天国を見る つかみなさい あなたの手のひらに無限を ひとときのなかに永遠を・・・。 To see a World in a Grain of Sand And a Heaven in a Wild Flower, Hold Infinity in the palm of your hand And Eternity in an hour. 「博士の愛した数式」 心がじわ~~~っと温かくなる、 本当に素敵な映画でした。 小説が映画化されるのって、 期待はずれなことが多いのですが、 「いま、会いにゆきます」と同様、 原作とはまた違った素晴らしさがあって、 本当に美しく温かく優しい映画でした。 (*^^*) そして、数字に限りない浪漫を感じたあんじぇでした~! ところで・・・、 今日の日記のタイトル、 なぜ「あんずの花」なの? ・・・・って思いました・・・よね? (;⌒▽⌒A 実は、この「博士の愛した数式」の中で、 出てくるんですよ~、杏の花が~。^^ 杏の花の中を歩く博士とルート君♪ 娘の名前が杏(あんず)ゆえ、 OH♪ 杏の花だ~♪と、 とっても感動しました!! ロケ地は、長野の「あんずの里」です。 以前から是非是非行ってみたいと思っていた所だったので、 本当に感激でした! 杏咲く 枝天に向け 天に向け 娘が生まれた年に新聞の記事で見つけた俳句です。 誰が詠んだのか定かではありませんが、 枝を天に向けて咲き乱れている杏の花! いつか「あんずの里」を訪れて、 その煙るような花の中を歩いてみたいな♪ あんじぇ p.s. どんな数字でも嫌がらずにかくまってやる 実に寛大な記号、√(ルート)だよ 博士の言葉に感動! (*^-^*)☆° お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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