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カテゴリ:メンター編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
「そんなことはどうでもいいんだ(笑)」 座禅の問答の際、わたしが「こんなことがわかりました」って 話した時に、笑いながら一蹴された際の言葉です。 そう、わたしも、そんなことはどうでもいいんだって こころの中でちゃんと知っていました(笑)。 かつていろんなメンターに教えを乞うていた頃、 「前はわからなかったけど、今は○○できるようになりました」、 「以前は○○だったけど、今は~」ってことを わたしはよくメンターに話していました。 メンターたちはそんな時、笑顔で、 「そう、それはよかったね」とだけ言ってくれていましたが、 わたしの中では妙な違和感がいつもありました。 「なんだろう?このヘンな違和感は?」って。 で、だんだんみえてきたのが、 メンターに「こんなことがわかるようになりましたよ」、 「こんなことができるようになりましたよ」って 言わずにおれない自分がいるということでした。 そして、それを口に出して伝えた時に、 その違和感が胸のあたりにあがっていたわけです。 そして、自分のこころに注意深く耳をすましてみた時、 メンターに認められたい自分が、 それをさせていたことがみえてきました。 無意識のうちに、認められたいって思いがあがってくるということは、 無意識の中で、認められていないって思いがあるっていうことですよね。 「そうかそうか、自分は無意識のうちに、 劣等感から承認を欲していたのか」って気づいた時、 もうそれを口にする必要がなくなっていました。 なぜなら、メンターたちには、 わたしのそんなこともちゃんとお見通しだったということが みえたからです。 本物のメンターたちは、言葉ではなく、 その人の態度、あり方から、 その人が今、どこに立っているか、 今その人がそう言ったり、ふるまったりするのは、 なにがそうさせているのかをみています。 そもそも語る必要など、なかったんだと理解した時、 語らなくてもいい自分がいました。 本物のメンターと、メンターから学ぶものの関わりは、 魂と魂のぶつかりあいです。 「そんなことはどうでもいいんだ」って笑いながら 一蹴した老師の言葉には、 「そんなこと必要ないって分かってるくせに、 なにを今さら遊んでるんだ、バカだな」って、 言われたように思います(笑)。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、こころよりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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