お金の流れと執着と手放すことの関係
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。経済自由人と呼ばれる人たちは、ひとつのビジネスだけで勝負することはほとんどありません。豊かである人であればあるほど、いくつもの豊かさが流れてくる蛇口を持っています。これは、分かりやすい理由としては、蛇口のいずれかが収入が少ない波の時期になったり、うまく回らなくなったとしても、他で補なえるという、いわゆる「リスク分散」の機能。また、ひとつの蛇口から流れる収入が小さなものであっても、いくつかあることで、バケツは充分に満たされるという「集約」の機能を持たせているといえます。お金持ちと呼ばれる人の多くはひとつのビジネス、ひとつの仕事(ビジネスと仕事は違います)で、勝負することは稀で、このように、いくつもの豊かさが流れてくるルートを持っています。さて、なぜ経済自由人と呼ばれる人たちは、このようにいくつかの流れのルートを持っているかというと、目に見える理由は、先にも述べたように、「リスク分散」と「集約」の機能を持たせることで、安全に、効果的に豊かさが流れるようにするためなのですが、こころの深い領域でも、実は重要な意味があります。それはなにかというと、ひとつで勝負する、ひとつに頼るということは、そこに執着が生まれ、流れを滞らせるためです。逆に「執着のないところに、豊かさはキレイに流れれ」ます。執着とはつまり、「それがうまくいってもらわないと困る」って念がこもる状態です。「執着」というものは、面白いくらいに、物事の流れを滞らせたり、流れを曲げたりする力があります。なぜかというと、そこには無意識のうちに、「なんとかしよう」とするコントロール(不要な力)が働くためです。そして、コントロールを働かせる無意識の中には、どんなコマンドが書き込まれているかというと、「これでうまくいってもらわないと困る」という、「恐れ」が書き込まれています。ゆえに、無意識は何をオーダーするかというと、「恐れ」を感じるにふさわしい出来事をオーダーするわけです。逆に執着を手放したところには、「ありがたいな」って豊かさが流れてきます。まったく期待していない(手放していた)ところに、まるで降ってわいたようにみえる豊かさが訪れるわけですから、そのとおり「ありがたいな」って思います。そして、「ありがたいな」って感謝が、また呼び水となって、また「ありがたいな」って思える豊かさを運んできます。勿論、「手放して」って言っても、なんの種もまいていないところには、花は咲きようがありません。ただ、多くの人は、種をまいても、その花が早く咲いてくれないと困ると執着しちゃって、芽が出ないうちに引っ張ったり、時には芽も出ないうちに、掘り返したりしてしまうわけです。かといって、執着をしないために、あれもこれも手を出すのも、そこに集中力が働かないので、こいつもうまくいきません。これは、種をまいても、陽の光にあててあげないとか、水をあげるのを忘れるようなものです。一見、ニュアンスは難しく聞こえるかもしれませんが、集中と執着とは似て非なるものです。大切なポイントはひとつ、「執着をしないため」であるとか、「うまくいかないことを避けるため」というような理由をもたないことです。なぜなら(ここ、ほんとに重要です)、執着しないためとか、うまくいくためとか、うまくいかないことを避けるためってものが、既に「そうでないと困る」という執着だからです。わたしも以前は、この感覚は、アタマで理解しているレベルでした。ですが、執着のないところに豊かさが本当に流れてくるのを体験として感じ始めた時、「ホントに、ホントに、ホントだった(笑)!」って深い感動を感じるようになりました。種はまかれているんだけど、手放されていて、執着のないところには、タイミングが来ると、面白いように流れが流れ込み始めます。そして大事なことは、ホントの意味での感謝を「忘れずに感謝していること」、そして「更なる感謝の種を理由なく、『ただ』蒔いて手放すこと」です。世界の究極の本質は、「既にそうであることに気づいた時、既にそうであるということを知る」、ちょっと深いけれど、本当にこれそのものです。本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。またのお越しを、心よりお待ちしております。いってらっしゃいませ。PS マスターからご招待のお知らせです。 2月10日(土)、横浜は青葉台にて、 NHK交響楽団による「午後のひととき」コンサートが開催されるのですが、 当日の司会としてマスターが舞台に登場することになりました。 詳細はこちら↓ http://www.chienowa.ne.jp/excel-happy/ で、主催者のご好意で、ご希望の方をご招待します。 参加ご希望の方は、staff@angeroses.com 宛に 「コンサートご招待の件」の件名で 「氏名」と「ご連絡先」、「参加人数」を明記して、 2月5日までにお申し込みください。 みなさんとお会いするのを楽しみにしていますね。